白石神社社殿右側の階段を降ると
「神寄谷(かみよりだに)」と呼ばれる神聖な場所があります。
昭和十九年(一九四四)に古より湧出る泉水の湿地帯を池に開発したのが御神苑「神寄谷」(かみよりだに)のはじまりです。
白石神社初代宮司の遠藤宗伯氏をはじめ崇敬者多数の寄進協力を経て造成されました。
鳥居が迎えてくれます。
失礼致します。お初にお目に掛かります。
此方には多くの神様が祀られております。
「白石龍宮神社」
<御祭神>
豊玉姫命(とよたまひめのみこと)
昭和19年(1944)10月18日建立。豊玉姫命をお祀りし、龍神様として
広く篤く信仰されています。
「白石伏見稲荷社」
<御祭神>
稲荷大神(いなりのおおかみ)
京都市鎮座の伏見稲荷大社の御分霊を戴き、昭和52年(1977)9月9日
祭祀をもって社名を白石伏見稲荷社と号しました。五穀豊穣、
商売繁昌、家内安全の守護神として広く篤く信仰されています。
「白石天神社」
<御祭神>
菅原道真公(すがわらのみちざねこう)
学業成就、合格祈願、試験合格など、学問の神様として信仰されて
います。
「不動明王」
不動明王像が鎮まる所です。
「四方之神遙拝所」
四方(よも)の神様、特に三重県伊勢の神宮と奈良県橿原の橿原神宮を
遥かに拝み奉ります。
「馬頭観世音」
古くは田畑を耕すにも馬の力を借りていた時代、亡くなった馬を
供養するために建立されたものです。
「如意輪観音」
如意宝珠と法輪の力によって、生きとし生けるものを救済する
という菩薩です。
「水子地蔵」
水子(生後間もない赤ちゃん)を供養する地蔵です。
「金龍神」
金龍神を祀る場所です。
そして、今も湧水が流れ出ています。
軈てその湧水は大きな池へと流れていきます。
池には、鯉・鮒・金魚が。
涼しげです。
さらに奥へと進みます。
「白石辨天神社」
縁結び、恋愛成就など、縁結びの神様として信仰されています。
札幌市内とは思えないほど、神秘的で異空間です。
凛とした清々しさがあります。
鯉がデカいです。
「神寄谷」正面鳥居です。
緩やかで長い石段が続きます。
神聖で神秘的な白石神社に皆様もお参り下さい。