スプーナー110のスイム動画です。
ファスト
スラローム〜スプーンロール可変
※まぁ、これはイメージ程度に思って下さい。
トゥイッチ
※この水面直下ドッグウォークは最近気付いた副産物です。使い手の幅が広がるかも??
昨日からの動画でまとめると
スラローム
ロール混じりのスラローム
ロール
スプーンロール
これらのアクションを抵抗に応じたアクション変化をするリップレスプラグです。
今回撮影した場所も少し流れがあるのが動画から解ると思います。
キャストして見ていると、この流速でも流れの強い所でロール、弱い所でスラロームとオンオフを繰り返します。
この切り替わるアクションは、ナイトゲームの実用テンション内で起こります。
昨日の【スロー】の動画でも少し抵抗が変わった所々でロールが入って、アクションが微細に変化しているのが解ると思います。
僕の可変アクションの解釈とは
ロールやウォブルが加わる抵抗に応じてアクションが大きくなるのとは違います。
リトリーブ中に流れの変化で平打ちしたり、フラついたりするのも違います。
1つの動きの大小への変化
※全てのルアーが対象になります。
1つの動き内に起こるイレギュラー的な変化
これらは【可変アクション】とは認識してません。
ルアーが受ける抵抗に応じて、全く違うアクションを起こすものを可変アクションと解釈しています。
スプーナー110のアクションは?
①デッドスローのスラロームに少し抵抗を増やしたスローでは、少しロールが入り、スラローム幅が小さくなるスラローム。
②ミディアムのピッチの小さいロールからファストのスプーナーの名前の由来となるスプーンに似た激しいテールの振り幅の増えたロール。
①の中の2種類のアクションはあくまでも同種類のアクションと認識していて、可変アクションとは思ってません。
②も勿論、同種類のアクションです。
では、①と②は?
似ても似つかぬ、全く違うアクションですよね?!
1つのルアーで全く異なるアクションを演出出来る事が【可変アクション】と言えると個人的に思います。
勿論、全く同じ抵抗を掛けて複数の違うアクションを出すのは物理的に無理ですが…。
このスラロームとロールの可変をスロー〜ミディアムのように低速域もしくは低抵抗時に切り替わるタイミングにするのに大変苦労しました。
【可変アクション】が偉いのか?
決して、他のルアーを否定するつもりもなく、僕が激流域で必要と感じて作り上げただけですので、可変アクションが良くて、ないとダメなわけではありません。
僕が必要としたルアーが可変アクションだったと言うだけです。
樹脂材料を発泡ウレタンから別素材に変更した際にスローシンキングだったモノをフローティングに開発を切り替えていましたが、失敗に終わり、昨年から今年の磯マルと今年の春の河川で実績抜群だったアクションをスローシンキングにする事で完璧なまでに再現出来ました。
が、しかし。
ブランクの樹脂の比重
ワイヤー素材
センターアイの形状
ウエイトの形状
は変更していますが、完璧なまでに再現出来ました。
ただ、ブランクの精度やワイヤー精度が向上しているので、アクションの精度も向上しています。
が、しかし
相変わらず、ジャークの飛びはクソです(笑)
とにかく、塗装やコーティングを経て完成後に実釣テストを再開したいと思います。
これでOK!
やっぱり、やり直し!
と繰り返して来ましたが、今回は元々のバランスやアクションに戻したので、今度は間違いなく仕上げ工程だけだと思います。
フローティング作製中は、【これで大丈夫かな?】と常に疑心暗鬼になっていました。
フローティングで実績を重ねてなかったからです。
更にいつまでも納得行かなくて動画も殆どアップしてませんし、唯一アップした動画の撮影中に違和感を感じて今回のシンキングに戻した経緯となります。
フローティングは結果的にアクションを細部までは再現出来てなくてボツにしましたが、スローシンキングは開発当初から実績があるので、変に自信があるのです。
自信を確信にするには、現場に出てまだまだ魚との答え合わせを数多くこなすしかありません。
とりあえず、仕上げて実釣テストします。
この夏はスプーナーでアカメを釣りたくて頑張ってましたが、今年は間に合わないかもしれません。
そこは慌てず、マイペースでやっていきます。
※来年以降もありますからねw
あと、ルアー開発ばかりで釣りに行けてないので、完成させて釣りに行きたいです。
ご迷惑をお掛けしている関係者の皆様、もう少しで開発もひと段落すると思うので、申し訳ありませんが、宜しくお願い致します。