BariCraft Blog

BariCraft Blog

バリクラフトルアーデザイナーによるタックル紹介やルアー&ロッドテスト、釣行記など

しまなみエリアで自分のライフワークで恒例になって来た春〜夏の真鯛ゲーム。


この時期だけに釣れるって訳ではないのだけど、自分の釣りのスタイル的にはこの時期に近年狙うようになった。


今年はレジンコンポジット化でレベルの上がったスプーナーのトゥイッチングに反応が良いけど、ボディ厚の兼ね合いで【噛みつき系】バイトには恐らく不利なんだろうと考察しながらやってます。


ただ、スプーナーのトゥイッチングでの真鯛のテンションの上がり方が凄まじいので、今後の新たなルアー開発の糧になればと掘り下げています。

新たにトップに反応する場所を見つけて、テスターまなぶ氏に「この辺チャンスあるよ!」と言うと一撃でキャッチされるw


流石だね🎵


自分はデカスプーナーを吹っ飛ばされて終了しました😢


で、開拓しだすと再現確認したくて居ても立っても居られず、翌日にひとり地磯に立つw


すぐに反応して、スプーナーで掛けるもバラす…


更に同じ個体が一度に3バイトしても乗らないなど。。。


ただね。


スプーナーがどうのこうのより、エンピツサヨリやカタクチイワシがベイトの場合は何投げても乗りにくいし、バレるんですよね。

※なんの言い訳?笑


サヨリがデカくなったり、イカ食ってる時はフッキングし難くさは今ほどではないのです。

※確証はありませんw


話が逸れましたが、トップに反応しなくなったので、ジグミノーをジグの様にフワフワとワンピッチすると

やっぱ、細い方が掛かるよねー💦

ロッドはツララさんとのコラボ第2弾

【ジュビラス95】


今月末に5thと6thサンプルが届く予定なので、現在の4thサンプルを身体に馴染ませて、次のサンプルとの違いが【深く】解るように改めて使い込んでます。


で、真鯛はその後に反応がなくなり地磯を3時間歩きまくって開拓していき、最後の最後に

ジグミノーで同じパターン。

※トップで出そうな流れじゃなかったので


さっきから釣り方が分かりやすいようにジグミノーと言ってますが


ハルシオンシステムさんのハルシコ105R1です。


やり過ぎなくらい壁厚が厚く、リブも全体に入っているので、真鯛の歯で浸水したりもなく丈夫さも特徴です。

※あと貫通ワイヤーも◯


まだまだ未熟な真鯛釣りだけど、少しずつ地に足つけて頑張ります。


【TACKLE DATE】


【ROD】

BariCraft×TULALA

Jubilus95 prototype


【REEL】

SHIMANO

22STELLA C5000XG


【LINE】

山豊テグス 

レジンシェラー8 2.0号

耐摩耗SHOCK LEADER40lb


雨と潮位のタイミングが合わず、相変わらず梅雨シーズンは厳しい状況。

夜更かしして目が充血してる個体w



今年の増水パターンがイマイチなので、また別の日にプチ開拓。

まぁ、どこ行っても厳しい…


で、寺ちゃんが工房に遊びに来たついでに近所の川へ。


増水で流れが早くなり過ぎて、寺ちゃんに釣ってもらうはずのナマズが見当たらない。

なぜか、流れ込みで鯉に口を使わせる寺岡寿人w


ルアー製作も進めながら、ちょいちょい遊んでおりますw


この時期になるとよく言いますが、瀬戸内の増水パターンは干満差が大きいので、水が出ればいつでも釣れるわけではないポイントが多数存在します。


潮周りや潮位に影響される為、雨が降る量とタイミングが最も重要です。


条件が整っていれば、増水パターンの釣果には即効性がありますが、自分が通うポイントの調子が今年は良くありません…

本来なら粘りませんが、タイミングをずらしながらラン&ガンして、何とか拾えるレベル。

小橋にコローナ80のフルナイロンセッティングも試しましたが、あまり軽いルアーはキャストし難いw

別日も雨の降り直しがありましたが、状況は変わらず…


ささ濁りのベストな状況にも、中々反応が得られませんでした。


スプーナー、ラビット109、女肌ノールージュと信頼出来るルアーを投入して、何とか魚は釣れてますが、釣れ方はイマイチです💦


魚のコンディションは悪くないので、これから状況が好転してくれたら嬉しいなぁと。


#pr


【TACKLE DATE】


【ROD】

BariCraft×TULALA

Baritono87


【REEL】

SHIMANO

20TWINPOWER C5000XG


【LINE】

山豊テグス 

レジンシェラー8 1.5号

耐摩耗SHOCK LEADER30lb




工房づくりも8割進んで、ようやく作業出来るようやななりました。


狭いながらも居住空間も作り、動画撮影や釣りの準備などが出来るように。



塗装環境も変わったので、お試しで色々と塗ってみたので、そのうち短時間抽選させて頂きますね。


という近況報告でした。

少し前の話。


ポイント的には潮が緩く、良くないのは解ってはいたものの。


案の定、真鯛は甘噛みで乗らず…


潮が走らない時はナチュラルに流すより、リアクション狙いでスプーナーのトゥイッチングで水面直下ドッグウォーク。


チェイスからバイトまで丸見え。

チェイスの時に模様があったから、違和感あったのよ💦


海峡沖でも滅多に見ない。


と言うか、昔は居なかったシマフグ。


やはり、海は変わって来てるんだな。


昔、ちょっと釣りたかった魚なんで、まぁ良しとしようw


【TACKLE DATE】


【ROD】

BariCraft×TULALA

Baritono87


【REEL】

SHIMANO

20TWINPOWER C5000XG


【LINE】

山豊テグス 

レジンシェラー8 1.5号

耐摩耗SHOCK LEADER30lb

まとまった雨は降ったが、河川はプチ増水しかしておらず、半日も経たぬ内にみるみる水位が下がり、濁りも取れてしまう。


たまたま翌日が休みなので、深夜にラン&ガン。


似た様な潮位によるジアイが多いので、早めの見切りが必要だったりします。


案の定、増水状況をキープ出来てなくて、それでも増水の残像で何とか拾いたいところ。


増水パターンとは違ったスポットを探っているとスプーナーにバイト。


乗せきれなかったので、シルエットを落とす為にニコデザインのラビット109ドシャローでフォロー。

痩せた個体だが、長さはランカークラス。


瀬の落ち込みで反応があるので、スプーナーやラビットのようにアゴにリップがなく、チャラ瀬絡みなので、背の頭にスタックする為、ダウン時に急潜行しないルアーしか通せない。


案外、ありそうでないフローティングミノー。


良いルアーは色褪せない。


ひとつ持っていても損は無いはずです。


#pr


【TACKLE DATE】


【ROD】

BariCraft×TULALA

Baritono87


【REEL】

SHIMANO

20TWINPOWER C5000XG


【LINE】

山豊テグス 

レジンシェラー8 1.5号

耐摩耗SHOCK LEADER30lb

テストですよ!テスト!

※ただ釣りに行きたいだけですがw


週末。


前日は工房の電気工事が地合いまでに終わらず、断念…。

何だかんだ3月末から始まった工房づくりですが、雨や人の都合で5月中旬になりました。


5月中には終わり、それから塗装ブースや作業台、棚などをDIYする予定。


旧工房で多少の作業はしておりますが、本格的には新工房が完成後、作業環境が整い次第再開致します。


話は戻りますが、現在開発中のツララ&バリクラフト第二弾ロッド、【ジュビラス95】

この日もSPOONER110Fレジンコンポジット版にヒットした真鯛。

現在、ブランク焼き直し中ですが、もう一度使って再確認しておきたかったのです。


ロックショアストリームゲームで使う為のロッドを開発すると、必然的に青物や真鯛などのライトショアジギングにもいけちゃう仕様になってしまいます。


しかし、現在の硬さがシーバスと人間に負荷が掛かり過ぎるので、ここから激流シーバスに必要な硬さやパワーを残しつつ、どこまで引き算出来るかの段階。


今回使ってみて、自分的には身体に負荷が大きいので、意味のある再確認となりました。


今の時点ではバリトーノ87が快適過ぎますね🎵


【TACKLE DATE】


【ROD】

BariCraft×TULALA

Jubilus95 prototype


【REEL】

SHIMANO

22STELLA C5000XG


【LINE】

山豊テグス 

レジンシェラー8 2.0号

耐摩耗SHOCK LEADER40lb

バリトーノ87は河川や干潟に合うセッティングにしていますが、しまなみエリアの【真鯛】にアクションとしなやかさが実にマッチしています。


地磯での使用となると、長さが足りずに使い勝手が悪い場合もありますが、真鯛には好んで使っています。


とか言いながら、乗らないしバレやすい真鯛をキャッチするのは中々ですが💦


GWの話になりますが、ルアー製作の合間に何とか良い真鯛をキャッチ出来ました🎵

本流の根に着いた真鯛


スプーナーのレジンコンポジット版もかなり良い感じです♪



【TACKLE DATE】


【ROD】

BariCraft×TULALA

Baritono87


【REEL】

SHIMANO

20TWINPOWER C5000XG


【LINE】

山豊テグス 

レジンシェラー8 1.5号

耐摩耗SHOCK LEADER30lb

毎年、GW前後にメバルを釣る。


今年は出遅れた感があり、反応を得ても乗りが悪かったり、バラしたり。


挙げ句の果てに食ってきた真鯛やシーバスもことごとくバラす始末💦


悔しいので、根気強くやると

27cmくらいかな。


まぁ、良いサイズですが、この時期にメバルをするのは25cm〜30cmに絡んでくる時期だから。


やっぱ、尺前後を釣りたい。。。


今年はイカナゴが既に消えてて、何食ってるのかわからない。


アプローチも反転流にコルセア65や月歩77、パワーヘッド3gを根掛かり覚悟でフワフワさせる。


例年より、スローアプローチ。


パターンはわかるんだが、数が居ない。


でも、キャッチ出来たから良かった。


メバルポイントの周りにはカタクチ?についたシーバスがライズ。


やっぱり私はシーバスマンなので、狙ってしまうw



スタッカート101は2〜3gくらいからが扱い易い印象。


シーバスがライズしててもロッドは持ち替えなくて良いのが汎用性の高さを物語る。


メバルロッドって、シーバスがエラ洗いしにくいんだけど、スタッカート101は一般的なメバルロッドより強いにも関わらず、シーバスに弱すぎず、普通過ぎない硬さ。


メバルロッドの例に漏れずエラ洗いが極端に少なくなるロッドなのに一般的なメバルロッドのようにのされない。


中には80cm近いサイズも居たけど、スルスル寄せられるから、ランディングする時にびっくりするくらい。


シーバスのヒットルアーはハルシオンシステムの月歩77。



デカメバルにも良いんだけど、カタログ落ちしてましたので、見かけたら購入をおすすめします♪


#pr

#tulalajp

#スタッカート101

#staccato101lmshx 

#メバル

#シーバス

#激流

#山豊テグス

#レジンシェラー8 

#耐摩耗ショックリーダー

バリクラフトです。


新製法=発泡ウレタンコアのレジンコンポジット


なんですが、いまいちピンと来ないですよね。


断面図をわかりやすい図にすると、この様にになります。


高浮力の発泡ウレタンを水より重いレジンで包む。


という製法です。


元々、軽い素材で製作していたら、レジンコンポジットには辿り着けませんでした。


バリクラフトルアーはレジンに微細の玉を作る、いわゆる発泡レジンで製作していた為、ハンドメイドによく使われる素材より比重の高い(浮力の少ない)ので、水より重いレジンを肉厚にしてコンポジットしても、成立するのです。


レジンコンポジットをするメリットとしては、次のようなものがあります。


・表面高度が高い

・造形精度が高い

・浮力体の位置や大きさを変えられる


他にもありますが、これ以上は伏せておきます。


【破断強度】という点では今までの発泡レジンの方が強いと個人的には思います。


というのも発泡ウレタンと違い、分かりやすい表現にすると、発泡レジンは空気の粒が衝撃を吸収するのでぶつけても凹みはするが非常に割れ難い。


無垢のレジンは表面高度はかなり高いが、衝撃によっては割れる。


この【割れ】に対してレジンの【厚み】で強度を上げる事は出来ます。

ただし、無垢のレジンは先程も言ったように水より比重が高いので、レジンの壁厚を上げると沈むリスクが発生する為、非常に厄介なんです。


スプーナー、デカスプーナー、ドンキーと全てフローティングなので、強度とアクション、浮力を担保しながら、どこまでレジンの厚みを作れるか?!


という事です。


ワイヤーのアイ周辺は平均的な壁厚よりもかなりレジン厚を作りたい。


文章にする数百倍、難しいのです。


毎日の様に研究に没頭し、ようやくゴールが見え始めました。


各ルアーのメインの壁厚は


スプーナー110Fは壁厚 約1.5mm〜2mm


デカスプーナーは壁厚 約2.5mm〜3mm


ドンキーは壁厚 約3.5mm〜4mm


全てのルアーのアイ周りは最低10mmの壁厚


など、アクションや浮力と相談しながら、同じアクションと重さを再現しつつ、進化させるべきところは進化させてます。


そのあたりは完全に仕様が決まったら、解説させて頂きます。