檜枝岐村公認 第二回『 写真家 山崎エリナが撮影する檜枝岐村 写真日記 』檜枝岐歌舞伎編 ② | 世界を旅する写真家⭐︎山崎エリナオフィシャルブログ
2018-08-26 09:10:17

檜枝岐村公認 第二回『 写真家 山崎エリナが撮影する檜枝岐村 写真日記 』檜枝岐歌舞伎編 ②

テーマ:ブログ

 

虹 第 2 回  ~ 写真家 山崎エリナが撮影する檜枝岐村 写真日記 ~ 虹

        「父から子へ」

       

 撮影・写真・文章 山崎エリナ(elina yamasaki)

 

 

江戸時代後期から続く檜枝岐歌舞伎。

檜枝岐歌舞伎は古典そのままを、農民の手で浄瑠璃を口伝えし、振付し、父から子に、子から孫にとしっかり型や振りを伝え、

檜枝岐歌舞伎にしかない振りがしっかりと受け継がれて残っている。

一つの家族で8代も伝承している家庭もある。

村人の手で現在まで形を残している檜枝岐歌舞伎は民芸として全国唯一。

檜枝岐歌舞伎は県の重要無形民俗文化財として指定されている。

 

「鎮守神祭礼奉納歌舞伎」本番当日。

夜の7時から開演。

 

開演3時間前から歌舞伎役者さんたちが準備を始める。

代々の座員たちが挨拶に来て、鎮守神祭礼奉納歌舞伎の歌舞伎を盛り上げ、若い役者さんを労う。

あとは任せたぞ!という思いをこれから舞台に立つ役者たちに残して、楽屋を去る。

暗黙の了解で、その思いを受け止め、化粧へと向かう。

鏡に向かう姿は真剣そのもの。

その気合に圧倒されながらもその目に吸い込まれ、シャッターを押し始めた。

 

まずは寿式三番叟に出演する若きホープの化粧が始まる。

まさに父から子へ、代々受け継かれている姿が化粧支度からも感じとられる。

父親が化粧の手順を手振りで、指先の使い方から動きを丁寧に教え、それを子が鏡越しに父の指使いをたどり学ぶ。

 

仕上がりをそばで見つめ、言葉交わすことなく、伝える伝わる。

 

鏡に向き合う目も真剣で、凛々しい。表情がどんどん変わっていく。

 

化粧が仕上がりに近づくにつれ、父親の表情が柔らかくなっていく、

子の成長を見守っているようで、こちらまであたたかな気持ちになる。

 

「伝承していく素晴らしさ」をそばでひしひしと感じ、

正に今!これからも続くであろう檜枝岐歌舞伎の歴史の一瞬を目撃しているのだと、

感動と身の引き締まる思いで、カメラレンズを通して熱い視線を送った。

 

準備一つ一つからも檜枝岐歌舞伎が江戸時代から残ってきた意味が分かる。

歌舞伎は村にとって無くてはならないもの。大切なものなのだお願いと。

 

寿式三番叟(ことぶきしきさんばそう)

舞台にはお神酒と拍子木を祭壇に飾り、舞台の四方を踏みしめながら軽快に舞う。

この三番叟の出来がその日の歌舞伎の出来を左右すると言われているので、責任は重いそうだ。

 

村の人たちや一般の観客から「今年の三番叟も素晴らしい!上手い!」と、声が飛び交っていた。大絶賛!!

観客も息を潜めながら、右から左、左から右へと舞う姿を追いかけ世界に入り込む。

軽快なリズム!軽々と飛び、足を上げ、一寸の狂いもなく型を決める。

その度に観客の声が「おーーーっ」と、静かに声をあげ、一つになっていく。

 

素晴らしい舞に私のシャッターの手が一瞬止まる。

「繰り返し、ずっと見ていたい」とおねがいカメラキラキラ

 

幕が降りるまで割れんばかりの拍手が夜空いっぱいに鳴り響く、、、拍手拍手拍手拍手

次の演目へと心が弾んでいくキラキラ

 

さあ!「南山義民の碑 喜四郎子別れの段」のはじまり〜はじまり〜おねがい花火拍手

(第一回目の桧枝岐村 写真日記で登場した親子が出演した演目です拍手

 

写真と文 山崎エリナ

 

 

続いての演目「南山義民の碑 喜四郎子別れの段」と「一ノ谷嫩軍紀 須磨浦の段」は

山崎エリナの檜枝岐村 写真日記 第三弾で!!お楽しみに〜ウインク花火

 

 

虹 山崎エリナ著書

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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