Spoonって知ってますか?
公式サイトはこちら。
私が知ったのは割と最近。まだ2ヶ月も経ってない。
Twitterのタイムラインに広告が流れてきたので。
滅多にTwitterの広告なんか見ない私だが、なぜかそれには惹きつけられた。
なんでも、素人がラジオのDJになれるアプリらしい。
ふーん。
私はYouTuberにはなりたくない。
なぜならリアルの生活に波風を立てたくないからだ。
顔バレ身バレは避けたい。
しかしこのSpoonなら声だけだ。声でバレる可能性はそんなに高くないだろう。
似たような声の人はいるものだ。
結構いいんじゃない?と思ってインストールしてみた。
素人がラジオDJするってどんなんだろう?
まずは他の人の放送を聞いて研究だ!
生来の研究好きの本能がむくむくと。
私はてっきり素人がオールナイトニッポンのDJになれるんだ!と思っていたのだが、どうも様子が異なる。
SpoonにはLIVE、CAST、TALKの3つのタイプの放送があり、TALKと言うのは声の伝言板みたいな物なので、ここでは置いておこう。
CASTと言うのは録音した音声データを聞くタイプの物で、これを使えば普通のラジオ放送みたいなのが作れる。
最後にLIVEと言うのがあるのだが、どうもこいつがSpoonのメインコンテンツとなるようだ。
ちょっと最初の想定とは違う。
LIVEとは生放送だ。DJがしゃべってリスナーが聞く。リスナーは書き込みが出来る。
DJはその書き込みを拾ってネタにする、と言ったものだ。
DJがLIVEを開始すると、FANと呼ばれるTwitterで言うフォロワーのような人たちに通知が行く。
すると、彼らはその放送(Spoon界では枠と言う)にリスナーとして参加する。
リスナーは基本的にチャットで文字を書き込めるのだが、
DJが許可すればコラボと言って音声による参加が出来る。
コラボが出来るのは同時には一人だけだ。
誰でも簡単にDJになれるもんだから、滅茶苦茶枠が立つ(配信している人が多いってこと)。
普通に探したらかなり大変だろう。
そういうときはDJの名前で検索も出来るからなんとかなる。
普通はアプリを使うのだがリスナーとして参加するだけならPCのブラウザでも可能。(配信は不可)
早速参加してみた。
うーん、思ってたのとちょっと違う。いや、大分違うw
オールナイトニッポンのDJになれない訳では無い。
CASTというYouTubeの音声版みたいなのをアップすれば、
それはラジオ放送の録音みたいな物と言っていいだろう。
しかしなんだか変だ。
みんな歌っているんだw
弾き語りとか。
プロのラジオDJみたいなことやっている人は確かにいる。
でも探すのが大変なくらい少ない。
CASTは本当に歌枠が多い。
みんなそんなに自分の歌を他人に聴いて欲しいのか。
うーむ、分からん。
ラジオDJみたいなことをしている人もいるにはいて、上手い人は本当に上手い。
プロみたいだ。滑舌ばっちりで。ホントにプロが混ざってたりして。
中にはコーナーを作ったりしていて、本当にオールナイトニッポンみたいだ。
しかし、SpoonのメインはLIVEなんだねえ。
LIVEとは生放送。だがラジオの生放送とは大分違う。
どこが違うかというと、リスナーがダイレクトに放送に参加してくるのだ。
本物のラジオ放送なら視聴者はハガキで参加する。
電話というのもあるが。
しかしSpoonではコメント書き込みなんだよな。
実はあんまり詳しく調査した訳では無いのではっきりしたことは言えないのだが(自分、せっかちなものですぐに配信初めてしまったw)、
大体がDJとリスナーが一緒に放送を形作るような形式が多いみたいだ。
DJが枠を立てる。
FANに通知が行くので参加できるFANは参加してくる。
DJがしゃべる。FANは書き込む。
DJはFANのコメントを読む。これがFANは嬉しい。
そしてDJがしゃべったことに反応してFANがまたコメントを書き込む・・・といった感じだ。
普通のプロのラジオなら、DJが放送を進行させて、コーナーを作ったりして、
視聴者はハガキや電話でそれに参加する。
その放送には大体の流れがあって、
何時からこのコーナー、次は交通情報、歌、次のコーナー、と決まっているのだが、
SpoonのLIVEではあまりそうやって番組として作り込んでいる人はいないようだ。
(たまにいるけど。その人はプロみたい。勉強になる)
1週間くらい聞き専(Spoon用語。自分で配信しないで人の配信をリスナーとして聞く専門の人)をやって、さっそく始めて見た。
長くなったので次回に続く。