カキシーズン特報号外!!「カキの種付けは順調でした。」
2015~2016 Winter カキシーズン特報 号外①
『カキの種付けは順調でした。』
この猛暑の続く炎天下。
冬のカキの話です。
と言ってもピンとこないでしょうが。
ところがどっこい。
とても大切でなおかつ吉報をお届けします。
この2年間、出荷される(ヤマライが入荷する)カキは非常に生育も良く
とても美味しいカキだったのですが、不安なことがありました。
それは種付けの不調でした。
毎年、カキの業者さんは、盛夏を迎える前頃までには種付けを終わらせます。
母親ガキの放出する卵と父親ガキの放出する精子は海中で新しいカキの命となり
終の住みかとなるホタテの貝殻に付着します。
この種付けの作業の事を採苗と言います。
ところがこの採苗がこの2年間は不調でした。
特に昨年の採苗はとても厳しい状況でした。
カキは成長し親ガキとなり夏前に繁殖期を迎え子ガキを作ります。
ここで親ガキは相当の体力を使います。
ですから産卵期のカキは美味しくなく出荷に向かないのです。
産卵を終えたカキは水温の低下に合わせ体力を蓄えていきます。
こうしてぷっくりと太った晩秋頃から私たちの手元に届きます。
あるいはもう1年冬越しして次のシーズンの親となるカキもいます。
このように子孫を残しながら美味しいカキとして出荷されるという
自然の摂理の中で養殖は行われています。
ですから子ガキが出来ないという採苗の不調はカキの将来に暗雲が
立ち込めてしまったのです。
少し長くなったので続きは次回で・・・。
シェ・ヤマライ
シェフ
「米田海産さんのホームページではカキの養殖がどのように行われているかが
紹介されています。」(シェフのコメントも紹介されています。)
カキが出来るまではここをクリック
『カキの種付けは順調でした。』
この猛暑の続く炎天下。
冬のカキの話です。
と言ってもピンとこないでしょうが。
ところがどっこい。
とても大切でなおかつ吉報をお届けします。
この2年間、出荷される(ヤマライが入荷する)カキは非常に生育も良く
とても美味しいカキだったのですが、不安なことがありました。
それは種付けの不調でした。
毎年、カキの業者さんは、盛夏を迎える前頃までには種付けを終わらせます。
母親ガキの放出する卵と父親ガキの放出する精子は海中で新しいカキの命となり
終の住みかとなるホタテの貝殻に付着します。
この種付けの作業の事を採苗と言います。
ところがこの採苗がこの2年間は不調でした。
特に昨年の採苗はとても厳しい状況でした。
カキは成長し親ガキとなり夏前に繁殖期を迎え子ガキを作ります。
ここで親ガキは相当の体力を使います。
ですから産卵期のカキは美味しくなく出荷に向かないのです。
産卵を終えたカキは水温の低下に合わせ体力を蓄えていきます。
こうしてぷっくりと太った晩秋頃から私たちの手元に届きます。
あるいはもう1年冬越しして次のシーズンの親となるカキもいます。
このように子孫を残しながら美味しいカキとして出荷されるという
自然の摂理の中で養殖は行われています。
ですから子ガキが出来ないという採苗の不調はカキの将来に暗雲が
立ち込めてしまったのです。
少し長くなったので続きは次回で・・・。
シェ・ヤマライ
シェフ
「米田海産さんのホームページではカキの養殖がどのように行われているかが
紹介されています。」(シェフのコメントも紹介されています。)
カキが出来るまではここをクリック