「森のイスキア」と称する悩みや問題を抱え込んだ人たちを受け入れ、
痛みを分かち合う癒しの場を主宰されている、おにぎりで有名な佐藤初女さんの講演会
「食はいのち」
に参加してきました。
「食材を大切にすることは人を大事にすることに繋がります」
初女さんのお話は少しだけでしたが、
とても柔らかく、全てを受け入れてくれるお話の仕方でした。
参加者の質問に答えて下さる時間があり、私の質問も読んで下さいました。
「今の若い女性、妊娠前の女性に一番伝えたいことはなんですか?」
の質問に
「自分の喜びを伝えること。そうすれば周りも喜ぶ」
と応えてくださりました。
自分の事よりもまず人の事を考え自分の出来ることは何かを考え続け、料理を作り続ける初女さん。
『生活は全てが祈り
新鮮な事が一番の心遣い
イライラした時は食材と向き合う。
食材と向き合うと感情が抜けていく。』
これらのお言葉はとても印象に残りました。
これは私の場合ですが、
私は食材と向き合う時間は
自分と向き合う時間だと思っています。
食材と向き合い調理をしていると、なんとなく自分の気持ちに気付けたりします。
気付く事が出来ると、不思議とその感情を消化する方法が分かったりします。
初女さんのお言葉は続き
『面倒臭いは言いません。そのもう一歩先に答えがあるから』
と。
私も後一歩の所で妥協せず、「めんどくさい」を一歩通り越した所を日々目指していきたいと思います。
まだまだ精進ですね