【超長文】B.A.Pカラーシリーズ総括【超展開】 | アイドルにざわつきくだをまく

びえぴのカラーシリーズ完結おめでとうの記念記事でございます
フルアルバムから始まる不思議なシリーズだったけど、カラーシリーズの曲が出揃って私なりに感じた所感のまとめなどなど今回も長文オブ長文記事になるので暇つぶしにどうぞ~

まずBLUEの予想がおめでたいだけだった事をお詫び申し上げます
この記事もおめでたい総括になると思うので重ねてお詫び申し上げます


前のお花畑記事と被ってくるポイントがちょいちょい出てきますがざっくり言うと
カラーシリーズはNOIR ROSE BLUE はループしている説
成長と進化がテーマだった説として掘り下げていこうと思います
更にこのシリーズもっと早く出る予定だったんじゃないか説もあるのでハイパー盛りだくさんになってしまい収集がつかなくなるのでMVには殆ど触れられてません

日食についてもタイミング良かったから小道具にしてみたくらいの雰囲気しか読み取れず触れてません笑


|NOIR 

  思い出の世界でありフィクションの仮想現実世界

NOIRのジャケは真っ黒の中に四角い窓が開いてモノクロの空が見え、黒い人物シルエットの後頭部からカケラのようなものが飛散してシルエットが欠けていっている遺影のようなデザイン
箱の中のようにも見えるかな?閉じた世界から出て行くのか、入ってきているのか意味深です
タイトルロゴは白文字の上に水色の文字が重なっていますね
NOIR関連のインタビューなどで「ノワール映画のようなMV」とメンバーがよく言ってましたが アルバムメイン曲でフルムービーと、その他の曲で少しずつ関連しあう群像劇のような印象を受ける全体構成になっていますなんか日本語が不自由だな笑

フルアルバムのはじまりの”LE NOIR"では
あなたに出会わなければ 愛を知らなければ とメロディーのある部分と
この瞬間を感じていたいだけ 昨日の君が嫌いではない と朗読しているような部分に分かれ まるで映画の始まりのような1曲目はまさしく1枚のアルバムという世界のオープニングでありこのお話はフィクションですよ、ということを示しているよう
アルバム通して聴いた最初の印象は休止前のびえぴのイメージがかなり強いアルバムだなーと感じたんですが 曲の雰囲気はもちろん、歌詞に休止前の曲で使われていたフレーズやワードが多く 内容はかなり反抗、破壊的で退廃的なものが多くまたBABYというワードが全然出てこないな?と不思議に思いました
単体で聴くとファンソングかなと思うものもあるけど、乗り越えたい過去や思い出の世界として歌詞をみると「彼女」「あなた」「君」と比喩されているのはBABYだけではなさそうです
もちろんファンを指す部分もあるだろうけど比喩だとすると有名人ゆえの誘惑や甘言とも、自分の中の葛藤や欲望とも受け取れそうです
大人っぽい曲が多いけど全体的に大人になる前の葛藤や苦難の話ばかりで尻がムズムズしてきます
曲が進むごとに外に目を向けていくような構成でインスト曲を除くラストはやっとかよと思うKINGDOMの韓国版これもただ収録された訳ではないようです
基本的に歌詞の内容はそこまで差がないんですが意図して使ったであろうフレーズが
날 가둘 순 없어(僕を閉じ込められない)
このアルバムのためにとっておいたのね…とおおいに納得の采配

以上をふまえると活動開始から休止あたりの苦しみ全部乗せのような内容に思えますが、これは物語であり乗り越えるための仮想現実世界なので心配ご無用!
過去に向き合ってずっと作業するとかマゾいけど音楽で自己表現するなら一皮剥けるための通過儀礼なのかなーと とはいえこのアルバム完成させるためにリーダーのメンタルがやられたのかと思うとなるほどな・・・とも思えてくる


ROSE 

  過去を受け入れ決別するお話 アップデートされたB.A.P

ジャケットは2種でシルバーの背景、モノクロの薔薇に赤い液体が染み込んでいくようなデザイン
もう1枚は紺色(アビスブルー?)に真っ白の薔薇がふわっと開いているデザイン
どちらも白薔薇ではなくモノクロになっているようで、モノクロ映画から抜け落ちてきたような…
ロゴのつくりはNOIRとほぼ同一デザインだけど細部が少しずつ変わっています
上に載った赤い文字は透明度があり液体のようで、下に敷かれたROSEのOは月のような欠け方


ミニアルバム3曲でストーリーがあるという前提で進めていきます
1曲目のDYSTOPIA、ディストピアという言葉は言葉としては比較的新しく明確な意味があります
NOIRの物語は明確な結末が語られていないのであったかもしれない未来が無数にあります
それはたぶん子供だった頃に夢見ていた世界だったり、苦しいときに想像した楽な道の先だったり、今も心が弱ったときに見る都合のいい夢だったりするのかも
そんなifの可能性をディストピアだとすれば苦しみながらも向き合い受け入れて現実的に先を見ていく決意のように感じられます
2曲目のWAKE ME UPはそのまんま苦しくてももがいても進み続けるために自分を進化させ生まれ変わらなければいけないと自分自身へ渇をいれ
3曲目のDIAMOND 4 YAは自分自身、メンバーや家族や大事な人たち、それともちろんBABYたちへ感謝と宣言

それぞれの曲の構成なんかも初期イメージを残しつつパワーアップさせた感じ
ハードなイメージでこれぞびえぴ!って感じなんだけど、みんな成長していないと成立させられない曲ばかり
内面はもちろんグループとしてアップデート完了したこともアピールしてるのかな
物語であり仮想現実世界でもある過去と直面し受け入れなければいけない現実という2つの世界が表現され、受け入れ成長することで交じり合うコンセプトとしてジャケットの意味が浮き上がってきます

赤いロゴが染み込まず受け入れてなさそうなジャケットのバックは紺色…後でテストに出まーす
ヨングク氏の復帰が発表されたころ、嬉しさ半分ほんとうに大丈夫なのか心配だったけど、
コンセプト的にどうしても完全体のグループとして見せたかったのかなーと思い返してました
シリーズの構成はある程度決まってただろうから、無理を続けて博打を打つより早めに休んでおくって判断だったのかな

BLUE 

 分岐点であり今現在でもあるパラレルワールド 進化したB.A.P

ジャケットは2タイプで発売されましたが何でシリーズ完結で2種だったのか
ROSEは2つの世界がまじりあって先へ続くお話でしたがBLUEはどういう意味があるのか

3曲収録された曲のうち、2曲はEDMで未来を語る内容で1曲はブルース調で過去を惜しむ内容
1曲目のHONEYMOON、お花畑記事でがっつりお花を咲かせてたけど

こっちの意味でした(水色部分) 

さらにこうかな

グループとして最初の期間は終わり、お試し期間も終わりで褌をしめなおすって感じ?
過去記事については割と今も表面だけなぞれば全くナシではない形だと思っているのは内緒だよ!
この曲、通しで聴くとメンバーのパート分量の印象にそんなに差がなく意図して4ボーカル2ラッパーであることを全面に出してると思われます
ずっと追ってるBABYにはもはや当たり前の事だけど、活動休止前までしか知らない人から見たらどうでしょう?「あ~コピショの子達ね」なアジュンマが見たら違うグループと思うくらい変化してるはず
歌詞はNOIRとROSEでの伏線を回収しまくってます
過去は過去として受け入れて現在の状況を客観的に見てそれも受け入れ自由に先を考えようと
大人は大人なりに夢をみてそこへ向かっていこうという感じかな?もちろんBABYたちも一緒です
ここでまさかのお花畑記事の伏線回収 子供時代のお葬式説再び!

そしてLife is colorful の後


僕だけの光で世界を染める 荒れたこの風もクールに楽しめ 暗闇は消えろ 甘えは終えて行かなければ (超意訳)
と終わる歌詞、光と闇という対照的な2つのキーワードと繰り返されていたカラフルという言葉、
そして子供時代は荒れた風に抗って進もうとしてたのに大変に大人な対応で再出発します

2曲目のALL THE WAY UPはEDMにのせて追い風、自由、新しい道と明るいワード満載で始まります
カラーシリーズのストーリーではこれまで夢の中や思い出などいまいち影のうすかったBABYともはっきり向き合います
闇に射した光をたどった先(葛藤しながら上がったステージ)へ近づくほど大きくなる声はきっとBABYたち
ヨングクパート冒頭、歌詞カードに載ってないけどはっきりとBABYたちにも呼びかけ一緒に先へ行こうと呼びかけます
タイトルは直訳すると「ここまで上ってくるのにずっと」「現在の地位に至るまで」私が意訳するなら「たどり着くまで」?センスないなー
世界は変えられなくても、自分たちが変われば世界は変わって見える的ポジティブメッセージです

3曲目のREWINDこの曲タイトルを見た瞬間に曲が出るまでは何もわからん!真面目に解析も考察もできぬ!と思わされたんだけどやっぱキー曲でしたね
だってREWINDの意味は巻き戻し お花畑記事の内容が戻ったらホラーだから笑
過去を惜しむ内容の歌詞だけどじっくりワードを見ていくとシリーズ内の伏線回収をしてる
中でも”黒い天井”や”影(闇)が広がる”はNOIRを連想させ 最後にメロディーに被せてくるヨングクの朗読のような”明日の俺”はLE NOIRのラスト”昨日の君”と対になります
そして”巻き戻し”とは何をどこまで戻すのか?答えはもう言うまでもなく

Oは欠けてないのでやはりシリーズの中でも独立したお話でありまたしても2つの世界が重なっていた

空も海も世界中で繋がってるし次元も超えられるんだマトキも侵略しに来たし


カラーシリーズは韓国リリース作品のみで完結しているのかと思ってましたがまだ仕掛けがあります
HONEYMOONのMVはほぼ同時公開で韓国版と日本版がアップされていましたよね
2つの作品を見比べると間違い探しのような違いがところどころにあり、日本版でのみラストでヨングク氏がお墓にワインをかけています
赤い液体をかけている・・・ROSEのジャケットを連想させている?さて問題ABどっちにループでしょうか?
ということはループの行き先もNOIRとROSEの2つがあるのか…大きな悩みや苦悩ほど何度も思い出したりするから行ったりきたり青春ですね~

日本版にREWINDが収録されなかったのも巻き戻す物語(NOIRとROSE)がないからという大義名分かな予算がどうとか現実的な話はしなくていいんだ!
UNLIMITEDを拡大解釈すればカラーシリーズと矛盾しないパラレルワールドのひとつの世界としてマトキと侵略しまくっていたとしても問題がないよってBLUE日本版ジャケットも矛盾しないのである
制限のない世界だからパラレルだろうが平行世界だろうが自由に行き来できちゃうのだ
どこまで事務所と代理店が意思疎通してるかは知らないけどびえぴのイル活は明るそうおっと脱線

そんな訳でこのアルバムはふたつのアルバムの物語を経たHONEYMOONから分岐した未来もしくはループという2つの道を示しているのではという結論に

ジャケットは空と海なのかな?ロゴに重なる二つの丸が月と太陽だとすれば空に浮かぶ天体、それを映す海油膜?で鏡合せの世界のように見えてきます
このアルバムはシリーズを踏襲する文字の重なったロゴデザインではありませんが全体を見てみるとたくさんの重なりがデザインされ 透明のベールがたくさんかかっているようにも、光が射して屈折して明るくなったり影になったりしてるようにも見えます
鏡合せの世界であっても全く同じではない平行世界、パラレルワールドを連想させる仕掛けかな
そしてBLUEそのものは分岐点であり現在進行形のストーリーなので ループしない世界はまだ示されていません
僕だけの光がどんな色なのか、たくさんの色で輝けるのか、屈折したり影が落ちたり闇になってしまうのかどちらの可能性もある油膜は虹色でカラフルだしね それでも何度ループしても道がなくなる訳ではないと示してくれているのかなと思います


|ここからオカルトもしくはSF(すこし不思議)話とまとめ

日本アルバムのアンリミのインタビュー

FIREFLAMEがEDMって言われたときにヨングク氏が強めに否定してるの気になってたんですが
確かにラウンジ感はあるけど否定するほどEDM感がないわけでもない
(EDMハッキリした定義がない言葉なので以下前記事参照)
おそらくBLUEで新しい姿として明確なコンセプトを示すために過剰反応したのか音楽的なこだわりなのか…かなりJPOP感ある曲だからとか?笑
それはさておき、新生びえぴ象徴としてのEDMだとするとThat's my JAMが”EDMのパーティーチューン”として先に出てるのに矛盾してきますよね?

ここでNOIRから始まるカラーシリーズはミニアルバムMATRIX(2015年11月16日)とCARNIVAL(2016年2月22日)の間に出るはずだったのでは説
なんでそんな話になるかって?

それはその方がしっくりくるから

もうこの記事で何アルバム何曲触れるんだってうんざりされてる頃合かと思いますがまだ続く巻きでいきますみあね~

MATRIXというアルバム、メインの曲はYoung,Wild&Free これぞびえぴ!って感じのハードコンセプトでかっこいい曲です 泥臭くも聞こえるようなストレートな歌詞と、仮想現実というアルバムタイトルのちぐはぐさが際立ちませんか?
NOIRの物語へ続く可能性があるという見方をすると、彼らは少年時代のままの色々な気持ちを表現しながらもそこへ疑問を持っていることになります
モノローグでこれは物語の世界(マトリックス=仮想現実)であると示して、ブラインドで彼らは目を閉じ成長や現実世界を否定して終わるとも受け取れます
そしてブラインドで主軸である”君”とのストーリーでは愛を知りそれに振り回されズタボロになっています
LE NOIRでメロディー部分にあった歌詞とリンクしまくりますよね

仮想現実の世界は終わらないままの少年時代の物語としてNOIRへと続き、カラーシリーズの中で物語は思い出として昇華され苦しみながら大人になり未来の可能性を見せ、カラフルな現実世界であるCANIVALへ繋がる・・・しっくりきませんか?
巻き戻さなかった未来の選択肢のひとつ、カラフルで自分たちの色で照らすいい感じの世界のひとつがフィルソMVで表現されていたのですこじつけ病こじらせてるなー
ここでもリンクしあってそうなワードやら曲やらが多いんだけどもう相当力尽きてるしなんとなく予想がつくと思うので割愛さあ皆歌詞カードを開いてみよう!
確かじゅのんが繋がったストーリーがあって振り付けどうこう言ってた記事を読んだ気がするけどソース見つけられーず

あとはずいぶん寝かされてたKINGDOMが収録されてるとかMATRIXとBLUE(日本版)ジャケに語られてないストーリーがありそうとか
Young,Wild&Freeがフルアルバムに収録されてないのが納得いかないなとか(超個人的意見だけどNOIRに収録されるはずだったのではと思う)
ツアータイトル、サブタイとのリンクとかやってない曲とかもろもろもうまとめに疲れてしまったんだよパトラッシュしかも1回保存ミスしてREWINDしてるんだ…

それから1年半くらい前に出ていた前提で聴いてみるとBLUEのEDM2曲もまだ流行りのサウンドの範疇だったしALL THE WAY UPが他国で先にリリースとかなかったはず笑
EDMなんて流行の移り変わりが速すぎるから発売してからの支払いで契約してたらと思うと納得の展開すぎる・・・いい曲なんだからちゃんと買い取ってアフターフォローしてくれー提供者だってそれで生活してるんだぞ!
グループイメージについてはびえぴ初期からEDMとは言っていないクラブサウンドの曲は全ツアー披露だしドレスコードとかメンバーのこれまでの発言とか早くEDMやりたかったんだろうなーと思ってたので特に思うところなく好きに楽しくやってなるべく続けてねと思ってます
今はどうか知らないけど韓国のクラブといえばホイッスル吹いてる江南姉さんだらけという印象なので公式グッズに笛と知った瞬間からエグめのスキャンダルにまみれたグループになるのではと思ってたくらいなので良い意味で裏切られ続けている笑
ハードコンセプトで当たりすぎたしそりゃイメージ管理に気を使うよなーと見てたのでハニムンの感触よくてほんとよかった誰目線

ただスタイリストはもうちょっと頑張るか違う人がいいんじゃないかなって思ってるけど!笑いは取りにこなくて結構です!けっこう楽しんでるけど続いたら絶許

最後にこの記事はあくまで超個人的観点からこうだったら面白いなーというもので誰かに強制したり押し付けるものでは1㍉もございませんが、人によって気を悪くさせそうな箇所がある事は自覚してますすみません

思ったより長くなったカラーシリーズ総括これにてまとめとさせて頂きますお疲れさまでした!
BLUEの解析お花畑爆笑記事はこちら