大企業の人事異動の決め方 | ヤマビーのブログ

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これから社会人になるアナタ


社会人10年目位で人事異動を希望しているアナタ。


これは僕の経験とさまざまな人から伺った話。


人事異動について少しアドバイスします。


ちなみに僕は人事部で他の会社の方とも


かなり交流して情報を得たことで、現在は


自分の希望する職・勤務地で働くことができており


会社員ではありますが、そこそこ充実した


生活を送れてております。


世の中いろいろな事情で異動を希望している人が沢山。


お役に立てれば幸いです。




もし貴方が社会人10年目位までだったら


大体大企業の人事異動は次の要素で決められています。



①人が足りない部署に配属される。


 今、組織はどんな部署でも人が足りていません。

 大企業の人事部は大雑把な人材育成案は持っていますが

 後は現場の意向を聞いて、【単純な労働力】として人が足りていない

 部署に送り込みます。

 

 人を育てる余裕のある部署に配属してゆっくりと教えるんじゃないの?

 という疑問があるかと思いますが、今は即戦力が求められる時代ですので

 足りない部署にこそ送り込まれ、教育はOJT(現場指導)でやってね

 という感じです。


②直属の上司が気に入っているかどうかで決めている。


 実は人事部は若手の人事の決裁権を持っていないことが多いです。

 実際は各部署の長(部長など)が現場の声を吸い上げて采配を

 決定し、それを人事部に提出して異動を決定している企業が

 殆どです。人事部は現場の一人一人まで詳細に人物像を把握

 出来ていませんから理にかなっていると言えばりにかなっていますね。


③スーパーエースだからと言って異動希望は受け付けない


 自分は実績を出して組織に貢献しているから行きたい部署にいけるのかというと

 殆どはそうではありません。むしろ営業成績が良い人はその部署の

 長が手放したくないのでなかなか異動させません。

 

 唯一例外として、面接や試験を通す立候補での異動は実力があれば

 勝ち取れる傾向にありますね。


④役員が直接欲しがる

 

 何だかフェアじゃないし如何にも昔の会社的な派閥の臭いを感じるかも

 知れませんが、実際これは多くの企業であることです。

 役員の方も多くの社員の中で記憶に残る人は殆どいません。

 その中で印象に残った社員を欲しいと思うのは普通のことかもしれません。

 役員と言えども人間ですからね。


⑤スーパールーキー


 入社面談の時に幹部候補生を決めておく様です。

 新入社員で希望が通る事にはきちんと理由があります。

 自分の異動希望を叶えたければスーパールーキーを

 しのぐしかありません。


⑥退職願いと引き換えに


 その部署に不満があって退職希望を出した場合、

 慰留の条件として希望の部署に通してもらえることがあります。

 上司も若手を退職させると悪いイメージがつくので何とか

 慰留させようとします。

 ただし、課長や副課長レベルが人事異動を掛け合っても

 なかなか思うような部署に配属させてもらうことは少ないので

 適当なポストにお払い箱にされることもあります。

 リスクが高いからあまりお勧めしません。


いかがでしたでしょうか?

私は入社4年目で異動が叶いましたが

④と⑥が大きな要因でした。


役員が来た時にビール持って挨拶言ったりするのって

下らない慣行だなって今でも思ってますが、意外と

そんなことが自分の人生を変える要因になったりします。


もし人事異動がしたければ

yamapati2@gmail.com

へ直接お問い合わせ頂ければ

僕の知っている範囲でアドバイスしますよ。



ちなみに中小・零細企業は殆ど社長や役員の独断で

決まりますのであまりアドバイス出来ないです。


それでは!お役立ていただけたら幸いです!