2024年、新しい年を迎えた。


捻挫の痛みとともに迎えた新年。改めて振り返ると、今回の捻挫は登山における初めての怪我だ。全くもって情けない。


東京に戻ったらすぐに初詣登山で大山に登ろうかと考えていたが、この痛み具合だと予定変更になるのは必至であろう。


いきなりトラブルを抱えてスタートした2024年であるが、今年トライしたい山について、いくつか記しておきたいと思う。



1.雪山デビュー


登山を始めた時は「雪山は絶対にやらない」と思っていたが、そんな僕がついに12本爪アイゼンを手に入れてしまった。



今年は雪山にトライするつもりだ。最初は講習を受けたりしつつ、北横岳とか黒斑山といった初心者向けの山から始めようと思う。


その上での判断にはなるけど、自分でもいけると判断できれば、木曽駒ヶ岳、谷川岳あたりの山にもトライできればと考えている。


あとは残雪期の涸沢も訪れてみたい。まあ、あくまでも無理のない程度に。



2.槍ヶ岳


昨年、初めて奥穂高岳に登ることができた。初めての本格的な北アルプスでの登山ということで、とても感慨深い思い出だ。



その際、奥穂高岳、そして涸沢岳の山頂から見た槍ヶ岳のカッコ良さが忘れられない。


それ以来、僕のiPhoneのロック画面の待受画像はその時に撮影した槍ヶ岳の写真である。



こんなカッコいい山容を見せつけられてしまっては登らないわけにはいかない。奥穂に登った後すぐに来年は必ず槍ヶ岳に行こうと決めた。


ルートはできれば北アルプスを堪能する意味で表銀座コースを歩きたいが、スケジュールの関係で上高地からのピストンの可能性もある。いずれにせよ槍の穂先に立ってみたい。



3.八ヶ岳縦走


昨年、息子と2人でオーレン小屋でテント泊をして、天狗岳と硫黄岳に登り、八ヶ岳デビューを果たした。


その際、硫黄岳の山頂から見た赤岳の美しさが忘れられない。やはり八ヶ岳の主峰である赤岳にも登りたいと思った。



赤岳のみなら日帰りピストンも可能だが、どうせなら八ヶ岳を満喫するために、赤岳鉱泉あたりでテント泊でもして赤岳、阿弥陀岳、横岳、硫黄岳あたりを縦走できればなどと画策している。



4.前穂高岳


昨年の奥穂高岳は上高地から涸沢、ザイテングラート経由でのピストンだった。


今年は重太郎新道を登って前穂高岳に登り、吊尾根を通って奥穂高岳に登りたい。下山はザイテングラートを通って上高地へ抜けるルート。



昨年は、穂高連峰の最初の扉を開けることができたと思っていて、今年はもう一段上のレベルにいければという趣旨で前穂高岳に行ってみたい。



5.南アルプスデビュー


北岳に登って南アルプスデビューを果たしたい。


将来的には日本の3,000m峰を全て制覇したいと思っている。



そうなると、3,000m峰の大半を有する南アルプスと向き合っていく必要があるのだが、そのデビューとして富士山に次ぐ標高の北岳を選びたい。


実は昨年、一度登ろうと考えたことがあったのだが、天候の不安があったので見合わせた経緯もあり、今年こそはという思いもある。



あとは番外編として、息子が近所の同級生で仲良しのお友達となら山に行きたいという話をしているので、まあ相手もあることなので何とも言えないが、近場の低山でうまく実現できれば。



というわけで、今年も充実した山ライフを送りたいと思う。もちろん、怪我や遭難には細心の注意を払いながら。。。