もともとは昨年登った瑞牆山に行って、富士見平小屋でテント泊をしようという話を息子としていた。



しかし、直前になって、しばらく山には行きたくないと言い出して、瑞牆山の予定はキャンセルに。



一方の僕はすっかり山気分になっていたので、それならばと、瑞牆山のお隣、金峰山に登ってみようと思い立ち、急遽計画することに。


金峰山の標高は2,599mなので、もう少しすると雪山になるだろう。その前に行けるラストチャンスと思い金峰山へのソロ登山を決行。


富士見平小屋側から登るルートも考えたが、マイカーで行ける最も標高が高い場所である大弛峠へのドライブもしてみたかったので、今回は大弛峠からのピストンに。



道が空いていたこともあり、4:30過ぎには大弛峠に到着。気温は氷点下ということもあり、とにかく寒い。。。



しばらく車の中で朝ごはんを食べたりして日の出を待つ。



日の出とともに登山開始。大弛峠からの登山道は非常によく整備されていて危険箇所はほぼゼロと言ってよい。とても歩きやすい道だ。



念のためチェーンスパイクも持ってきたが、登山道の積雪はなく、凍結もちょっとだけ気をつければ大丈夫なレベルだったので、登場機会はなし。



大弛峠の標高が2,365mで、金峰山の標高が2,599mなので、200mちょっとの標高差しかないのだが、思ったよりもアップダウンを繰り返すので、累計標高差は550m程度という道のり。


下山時にも結構登らせる感じで、気持ち的には少し辛い感じ。


とは言え、距離の割には累積標高差もなく、なだらかで歩きやすい道も多いので割とサクサク進む。



とにかく天気が良くて、素晴らしい富士山を何度も拝むことができた。



90分弱で金峰山の頂上へ。頂上付近になると急にゴツゴツした岩場となり、最初は山頂へのルートがいまいちよくわからなかった。




遠目の写真しかないのでわかりにくいが、写真の右上あたりからがゴツゴツ岩場の始まり。


最近、西黒尾根とかに行っていたので、この岩を登るのかなぁと思って登ってみると、どうやら違うらしい。そんなことを繰り返して少し迷ったが、よくよく見てみると、単に岩場の横っちょを巻いていけばいいだけだった。。。


自分のルートファインディング能力の低さを痛感した次第である。。。



頂上から観る富士山も本当に素晴らしい。やはり富士山は雪をかぶった状態が一番綺麗だなと惚れぼれ。



昨年息子と登った瑞牆山もよく見える。瑞牆山は標高2,230mなので、標高2,599mの金峰山からは見下ろす感じで、その特徴がよくわかる。


改めて見ると、まさに奇峰と言うべき異様な山容だなぁと実感。




雲海も素晴らしかった。富士山側は雲ひとつないのに対して、反対側を振り返ると見事な雲海。一度で二度美味しいとはこのことだ。



帰りがけに大弛小屋の様子も少し覗いてみる。



奥秩父最高峰は北奥千丈岳という山らしい。金峰山より2mだけ高い。今度、少し調べてみようと思う。


というわけで、大弛峠からの金峰山。天気に恵まれれば、比較的お手軽に絶景にありつけるオススメの山と言ってよいだろう。


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