身延町の久遠寺の近くに安産の神様を祀る「産宮神」という祠があるのは知っていますか?


「産宮神」というその祠の周りには穴の開いた柄杓がたくさん立てられています。
この祠は安産の神様で知られています。
産宮神の由来
その昔、祠近くに若夫婦が住んでおり難産で大変苦しんでいたとき、そこを通りかかった旅の僧に安産を願った。
僧はひしゃくを用意させると何やら呪文(お経)を唱えひしゃくの底を抜き水を通すと元気な男の子が無事誕生した。
以来、若夫婦は、ひしゃくを祠に奉納して祈った。といわれている。
このような伝説が秘められている祠は、安産の神として、数百年前から地域の人たちに厚い信仰を集めてきました。
底の抜けたひしゃくは安産祈願のため奉納されたものです。
やがてこのことは、地域を越えて広くつたえられ今では県外からも安産を祈願する人たちが訪れるようになっています。
柄杓の中には
「無事に産まれてきますように」
といった母子共に無事に産まれてくることを願った言葉や、
「無事に産まれました!ありがとうございました」
といった無事に産まれてきたことを報告する言葉などが書かれた柄杓もたくさんありました。
他にも無事に産まれてきた子どもの名前と誕生日が書いてある柄杓もありました。

安産祈願に一度訪れてみてはいかかでしょうか☆
地図は↓

※2008年8月30日放送分のともちゃん家の5時ブログより引用
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