どーも みこです
ご訪問頂きありがとうございます🙇♂️
昨年身内を見送った時の家族葬のお話
を先日しましたが・・・
↑この中でも触れていますが、手続きが本当に大変だったんです
まず当たり前のことですが
役所に行かなくてはなりません
死亡届は火葬の際に必要なので、プランナーの方が先に提出して下さっていました
健康保険や年金の手続きなど、何をするにも母と個人の関係性の証明が必要となるのですが・・・
皆さんご存知でしたか!?
自分以外の謄本
(この場合本来なら故人の除籍謄本となるのですが、死後日が浅いのでまだ除籍はされておらず、戸籍謄本ですね)
をあげるのって、
配偶者及び親子でないとあげられないって!!
兄弟姉妹であってもダメ❌
なんですよ
ですので
まず母の謄本を持って役所に行き、
母の亡くなった実父の除籍謄本をとることから始まりました
私にとっての祖父の謄本から、祖父の弟妹の関係がわかり、そこからまた枝分かれしていくわけです
この間も高齢の母は書類を書くことも出来ないので、全て私が代行で、母は後ろにいるだけ
役所の人との話も全て私がしました
それを何度か繰り返し、ようやく母と故人の関係性が出てきましたが、
それだけでくたびれ果ててしまった私は、年金事務所にまで行く元気がなく、帰路につきました🚗
年金事務所って故人の居住地のでなくても、こちらの地元の事務所でも手続き可能ってご存知ですか??
それを下調べしておいたので、
年金の手続きは後日我が家の地元の事務所に出向きました🏃
その時も私が全てお話もして、手続きしたのですが、書類の不備かひとつあった為また翌日行かなくてはなりませんでした
年金の停止手続きが終わると、今度は家の片付けです🏠
故人が亡くなったのは[1日]でしたので、
公営住宅でしたから主がいなくなった家は少しでも早く明け渡さねばならず、
その月のうちに明け渡すとなると隣県でもあり、母と私だけで膨大な荷物を片付けて空き家にするのは無理!となりました
もう専門業者さん(遺品整理の)に依頼するしかありませんでしたが、費用もありませんし、少しでも抑える為に何度も母と出向いて
捨てられる物は棄て
日用品など分けられる物は隣近所の方にお裾分けし、
形見として持ち帰る物は持ち帰り、と
可能な限り片付けました
葬儀屋さんの紹介で依頼した業者さんは、電話するとその数日後に見積もりに来て下さり、
またその数日後スタッフの方4名でトラック2台で来てくれました
最初と最後だけ立ち合えば、
あとはお任せの引越しパックと同じで、1DKの部屋は1時間くらいで空っぽとなりました
お掃除まで綺麗にして下さるので、こちらは何もしなくて🆗でした
ついさっきまで故人のベッドや家財道具があり、故人が生きていた形跡があった空間はもう何もそこには残っておらず、
ガラーン・・・
とした空間に立った時
あ、オバチャン(と呼んでいました)
本当にいなくなっちゃったんだ😭
と、ここまで現実問題でバタバタして来た私は始めて涙が溢れて来ました
でも!
まだやることは残っていました💦
この日までは電気や水道は止められなかったので、翌日電気・ガス・水道・電話全てこれも私が手続きしました
電気・ガス・水道については
翌月の支払いで済みましたが、電話は通話料金計算もある為翌々月まで支払いがあるのだそうです・・・
そう言えば
生協も組合員になっていた為、そこにも電話しなくてはいけませんでした📞
その2日後、いよいよ家の明け渡しがありました🏠
阪神大震災で家を失った故人は復興住宅であるその住居に住んで10数年・・・
何度も何度も通った家
ここに足を踏み入れることはもう2度とないのだ・・・と、狭い部屋ですが改めてグルリと見渡しました
壁にかかっていた時計やカレンダーの跡、たんすを置いていた畳の変色、私が椅子の足で穴を開けてしまった襖、それを見るにつけ
最後の数ヶ月、私は故人に対して怒り、もう2度と来ない!と言ってしまったことを悔いました
しかしまだ私の仕事は残っていて、感傷に浸る暇もなく、納骨の為の墓苑名義の変更をしなくてはなりませんでした
これにも故人と母の関係を証明する必要があり、謄本などの証明と書類の記入など、ややこしいことばかりでした
その1ヶ月は、私にとって人生最大級の忙しさで、
やらかし旦那
のために様々な経験をして来た私ですが、これはまた違った意味での大変さでした💧💧
しかし、こんなこと言ってはいけないし、考えたくもないのですが
やがて来る実母との別れの為の経験なのか??と正直思いました・・・
そして納骨の日・・・
滞りなく納骨を済ませた時
はぁ〜・・・終わった!!
と口をついて出てしまいました
嵐のような・・・
とよく言いますが、
私にとって台風とハリケーンが一気に来たくらいの、とんでもない1ヶ月でした☔➰🌀
最後に住宅の補修費用が数万円請求があり、総額で50〜60万くらいだったでしょうか。
この[今どきの葬儀事情]3話に渡って書きましたが、これは家族のない一人暮らしの老女の話であり、ご家族がいらしたり、逆にホームに入居していらしたり、盛大な告別式をしたり、となると金額は全く違って来ますし、
50〜60万というのはあくまで最低レベルのお話です。(無宗派で僧侶などもお願いしていません)
ですのでそんなに安くなかった!など色々ご意見はあるかと思います
十人十色、千差万別だとご理解下さい。
ただ親子関係や、配偶者以外は
かなり手続きがややこしくなりますし、仮に故人にある程度の資産があった場合、預金などは凍結されてしまいますので、それもまた大変になると思います。
これは親子や配偶者であっても同じで、各銀行には[後見人]制度のようなものもありますが、それもまたかなり制約があるそうですので、面倒な手続きが必要となります
人が亡くなるというのは、本当に大変なことなのだと思い知らされました・・・
これがどなたかのご参考になれば、幸いです。
最後までありがとうございました🙇♀️
【追記】
その後最近になってから、故人が大変お世話になったお隣さんにご挨拶に伺いました(^-^)
もう故人が住んでいたその部屋は次の住人の方が住んでおられました・・・
これで本当に何の形跡もなくなっちゃった、と思うと、とても寂しかったです
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