11月の末に読んだ小説。
忍びの国
実は、先に感想を書いた
“小太郎の左腕”よりも前に読んでいたのにブログにするのを忘れてたのさ。
まぁー、とにかく話を進めるわ、
この話は、織田信雄が行った第一次伊賀攻めをベースに書かれたフィクション。第一次伊賀攻めは結果的に言うと失敗に終わる。
この辺の裏話は
先に書いた
“戦国の余談のよだん”を読むと分かるので、詳しくは書かないでおく。
さて、話を戻す
和田竜さんは歴史の中心からハズレたお題を元にフィクションを積み上げてエンターテインメントを作り上げる。上手いものだわ。
嵐の大野智さん主役で映画にもなったので、知ってる人は沢山いると思う。だけど、この事がヤマオヤジが“忍びの国”に興味を向けさせなかった大きな原因になってたのさ。勝手に薄っぺらい物語だと決めつけていた。
けど、先の“余談”を読んだものだから飛びついたね。
この小説の見所は
織田信長に伊賀攻めを禁じられた信雄がどうして、強行に及んだのか。そして、国主もいない伊賀が織田勢を打ち負かすことが出来たのか。
この辺をつらつらと書いてしまうと、話の根幹にかかわり読まなくなったら困るので、このへんで。。