しまんとジャーナル Vol.33 ―やまもと屋― | しまんとジャーナル by 山沖興産

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【しまんとジャーナル Vol.33】

やまもと屋と変わらない時間」

下田中学校の坂を登り平野ビーチに向かう道沿いに茶楽“やまもと屋”があります。現在では新築住宅が並んでいる通りですが、オープンした当初はまだ
数軒の住宅しかなかったと話す店主のヒトシ君。店内は木材をふんだんに使用した心地良い空間に、ゆったりとした時間が今日も流れています。人気の定番となった” 海老フライ定食”から意外と知らないオープン当初のエピソードまでご夫婦にたずねてみました。

店舗の後に、住宅を増築した平屋。

インタビューに応じてくれる、みゆきサン

―オープンするまでは不安の方が大きかった。

―お店を始めたのはいつからですか。

「平成14年の11月ですね。この場所はヒトシ君のおばあちゃんが持ってた土地に店舗と住宅を建てたんです。」 


―喫茶店を始めた経緯を教えて下さい。

「ヒトシ君はこのお店の前に飲食店を共同経営してた事もあって、どちらかというと自然な流れだと思います。」

 

―平野でお店をオープンする事に不安はありませんでしたか。

「当時はこのお店の前の通りには家もあまり建ってなかったので、来る人来る人にいつも驚かれてましたね。最近でも、初めて来てくれるお客さんには驚かれますね()

 ▼自然光が差し込む店内。  

奥には座敷もご用意。


―蓋を開けてみると、忙しい毎日が続く。


―現在では平野にも住宅も結構増えてますね。家が建ってない場所にポツンとお店がある状態で商売が軌道に乗ったのはいつ頃ですか。

「実は珍しいという事もあってか、最初からお客さんが来てくれて忙しかったんです。今は比較的自分達のペースで営業出来てますが、とにかく最初の数年は不慣れな事もあって毎日が精いっぱいで憶えてないくらい()

 

―当初からご夫婦でお店をされてたんですよね。

「ヒトシ君とはまだ付き合っている頃で、ヒトシ君のお母さんと2人でお店をしてました。日曜日に私が手伝いに来させて貰うという感じでしたね。」

▼人気の定番、海老フライ定食 800yen

▼石窯珈琲(お菓子付き) 400yen


―人気メニューになった”海老フライ定食”について。


―看板メニューになった「海老フライ定食」のこだわりを教えて下さい。

「やっぱりタルタルですね、自分で漬けたラッキョウを入れて作ってます。」

 

―フルーツも毎回楽しみにしてます。

「今日のは柿と、ニューベリー、21世紀梨ですね。」


―お魚の料理も、最近では力を入れてると聞きました。

「最近はヒトシ君が市場に行って、魚を仕入れて来てます。今までの日替わりメニューは炒め物だったり煮物が多かったですね。これからはお手頃価格で新鮮な刺身を日替わり定食で提供していきたいと思ってますので、食べてみて頂きたいですね。」

 
▼常連さんと談笑するヒトシ君。

―これからも変わらない事が”やまもと屋”のこだわり。

―みゆきさんが外食に行って、美味しいと感じるお店はありますか。

「土佐清水のいぶりカリィ ですね。ルーが美味しくて家で作るカレーとは全く違います!スープカレーでもないところが病みつきになりますね。」

―お店をやってて良かったと思う時はどんな時ですか。

「やっぱり、お客さんから美味しかったと言って貰えた時ですね。」


―これからの抱負がありましたらお願いします。

「お客様にはゆったりとした時間を過ごして頂きたいですね。これからもずっと幅広いお客様に愛されるお店でありたいと思ってます。」

隠れた人気メニュー、和風ハンバーグもオススメ  880yen



茶楽「やまもと屋」
Tel 0880-33-0782
営業時間 平日8:00~16:00 
  土、日、祝日7:00~16:00 
 
 定休日 水曜日