精密採点DX「ふじの山」100点攻略法 | 精密採点DX&DAMとも録音♪を楽しむ

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第一興商の精密採点DXやDAM★とも録音試行錯誤のカラオケ日記です。

 今回は、採点練習曲で人気の「ふじの山」100点歌唱の考え方とイメージについてです。多くの人が練習しているせいか、平均点が90点を越えているような場合も多い高得点を出しやすい曲です。ロングトーンとビブラート、抑揚の付け方を適度な時間で練習できるので、バランスもいいです。「君が代」のように、リズムと伴奏の癖も無く、わかりやすい楽曲です。



「最低限自力でクリアしないといけない事」


○リズム、音程を正確にイメージできるようにガイドメロディーを覚える。

○しっかりと大きな声の出るできるだけブレない発声を身につける

○レーダーチャート合計点を490点前後にする


 以上に関しては、必要条件のため、練習して身につけるしかありません。上手く聞こえるかどうかというのは、全く別です。マイクを通して採点項目を確実に認識させる歌い方を身につける必要があります。



「セッティングとマイク」


 楽に100点を出すために、マイクの頭は若干手で覆いましょう。極端に使う必要はありませんが、軽く覆う方が確実に有利です。これは、声量対策と無駄に響きを逃がさないために使います。精密採点DXでは、声が小さいと点は伸びません。一般の人が考えている以上に大きな声と響きが必要です。集音しないでも可能ですが、集音無しで100点を出す場合は、並みの声量では届きません。普通に歌う場合は、完全に体力勝負になります。

 私の音源の中には、集音無しで100点を獲得したものも結構あります。コメント欄に、特殊歌唱とか採点歌唱等を明記してない音源は、集音を使っていません。最近の音源では「恋さぐり夢さぐり」が集音無し音源です。全く細工していない音源は、クリアーに録れているので耳のいい人だと違いがわかると思います。


 マイクを手で完璧に覆うほど音量が増えますので、状況に応じて前面パネルの音量を絞ります。マイク音量25なら15前後に絞るような感覚で大丈夫かと思います。出せる声量で絞る量はかわりますので、録音する場合は、何度か微調整して決めればいいです。マイク音量0については、以前も解説していますが、反響音の影響が減るので慣れれば点数は出しやすくなるかもしれません。マイク音量0の攻略方法は、DAMとも録音採点では使えません。録音の最適値は各自確認しながら探してください。集音を使うかどうかは各自の技量で決めてください。録音の場合は、集音を使うほど音質が悪くなります。


 店マイクを使うか、CM2000を使うかについては、CM2000を使ったほうが楽なのは間違いありません。このマイクは、周波数特性が採点基準と相性が良く、裏加点が入りやすくなります。ハウリングしにくいマイクよりは、最初からキンキンするハウリングしやすいマイクです。とはいえ、セッティングさえ上手くいけば、何の問題もない音質で録れます。使うか使わないかはあなた次第です。


 体感的には、終始採点に合った声のまま歌いきれると、確実に100点に近づきます。一般的には、裏加点と呼ばれていますが、響きが抜けないように、最後まで採点に合う声で歌いきれるかが重要となります。加点というよりは、終始採点に合う響きのまま歌いきれるかどうかというイメージです。



「キー設定」


以前に公開した「ふじの山」は、-7

今回は、+2 です。


 プラス5でオクターブ下で歌うよりは、マイナス7で歌うほうが結果がいい場合があります。これは、高音側の鍵盤が赤くなっている時に有効な気がします。低音側が赤くなっている場合は、キーをあげて赤い部分を減らすほうが有利になると思われます。赤くなっていても100点が出る時は出るので問題ないのかもしれませんが、赤くならない方が結果はいい気がします。(鍵盤については、DAMとも録音だと確認できません。)


 高得点を楽に出すためには、無理なく強弱の付けられる範囲でキー設定するのが基本です。ただ単に出せる音と、コントロールできる音は違います。強弱や声質を自由にコントロールできる音域は、骨格や身体的特徴である程度決まります。採点では、確実にコントロールできる声域を選ぶと効率がいいです。原曲キーに固執して無理をする必要はありません。意識的に響きを変えられる声域を使う事をおすすめします。

 無理をしないといっても、確実に100点の出る声量を確保するだけで十分に負荷がかかります。口先で歌っているだけでは、100点は難しい場合が多いです。ゲームとはいえ、連発するには、身体に負担をかけない発声を身につける必要があります。



「歌い方のイメージ」


 1番も2番もたいして変わらないので、1番をメインに解説します。採点基準を満たすイメージで歌うとこうなるという一例なのでやり方は無限にあります。これが正解というわけではありません。人により得意な技巧は違いますので、自分の得意な部分をいかす様に構成していけばいいです。


 今回の声質は、鼻声気味のミックス(採点声)です。採点声については、以前の記事を参照してください。女性の場合は、多少エッジの効いた鼻声気味かできるだけキンキンした高域の成分の強いヘッド側の響きをミックスできるように声を調整してください。カラオケバトル等で100点を出すような女性の声を注意深く聞けば傾向が見えるはずです。

 私の使っている採点声は、超高得点を確実に出すためにわざとやっている声です。採点は、声質(響きの構成音)に大きく左右されます。基準を満たす響きが入っていないと、どれほどパラメを埋めて100点にはなりません。得点の出る声がいい歌に繋がるわけではありませんので、100点に拘らない人は、無理に練習する必要はありません。採点を徹底的に攻略したい人は、必ず必要になってきます。





ふじの山  100点 (DAMとも録音の音源)


 今回は、しゃくり10回以上を目標にしてこぶしは入れませんでした。こぶしは、確実に点を出すには、2,3回入れておくと有利です。声量や響きがうまく入れられない場合は、こぶしを少し入れて表現力を稼ぐ方がいいです。


 リズムがタメ気味になっているのは、確実にしゃくりを入れた結果なので本来はジャストの方がいいです。最終的には、全体のバランスが取れれば少しくらいどこかの項目が欠けても100点を出す事は可能です。童謡系の短い曲では、音程正確率は、95%以上ないと100点にならない場合が多い感じがします。正確率は、高いほどいいのでできるだけ100%近い数値を出せるように歌う必要があります。



具体的なイメージ


●伸ばす所は真っ直ぐ伸ばす

●綺麗な波形のビブラートをかける

●満遍なく強弱をつける

●できるだけリズムは正確に

●音程はできるだけ数値が高くなるように音程バーをなぞる


裏加点対策に必要なイメージ


●強くする所は確実に強く歌う

●終始採点に合う響きを入れるつもりで歌う




あたまを


「あー」強く棒歌い区切り気味

「たまを」少し弱く

出だしと語尾で音量差をつけ抑揚点を上げる

フレーズ内で音量差が付けば抑揚になります。




雲の


「くー」出だしの発音はっきり

「の」少し弱く確実にビブラート

出だしと語尾で強弱をつけて抑揚点を上げる

短い曲なので満遍なく強弱をつけます。



上に


「う」若干弱く「に」強く

音程バー頂上を強くするイメージ



出し


ほぼ一定の音量で確実なビブラート

「し」語尾でフォールになっているのは

力を抜いて次のフレーズに備えています。

次のフレーズの発音のリセットの意味があるので

力の抜き方は人のより違うと思われます。

あくまでも私のやり方です。




四方の


しゃくりから入り棒歌い

「ほうの」少しづつ弱く強弱をつける




山を


しゃくりながら声量をかける

確実にしゃくっています




見下ろし


音程バーを確実になぞれるように

一定の強さで下降していく

リズムの頭も確実に捉えてはしらないように





声量めいいっぱいの少し手前くらい

音程はまっすぐなイメージで

確実なビブラートで安定性も稼ぐ




かみなりさまを


「か」弱めで入り真っ直ぐな音程で

音の上昇に伴い強くしていく

かなり強引にしゃくっています

「を」は強めにして出だしと音量差をつけています




下に聞く


「したに」結構強いイメージで

「きく」少しだけ弱めても確実に伸ばす




富士は


「ふ」は限界まで強くするつもりで思い切りよく

「じは」以降弱めて音量差をつける




日本


音程バーを確実になぞりしゃくれる所はしゃくる

「んー」を少し区切り気味で




一の


「い」の頭で確実に発音する

「ち」「の」の頭も続いて確実に発音

※通常歌唱時のように滑らかにつなげると減点要素が増える原因になります

※区切り気味にすると結果が良くなる場合が多いです





「や」「ま」の頭も確実の捉えてリズム判定重視

「ま」は真っ直ぐな音程で波形の整ったビブラートをかける



※2番も殆ど変わりありませんので、1番と同様に歌えばOKです。また、言葉で伝えられる情報には限りがあります。一番確実なのは、気になる場所があるなら部分的に何回も良く聞くことです。見本を聞くのが一番わかりやすいですしイメージも作りやすいです。視聴時刻等を気にする必要はありませんのでお気軽にどうぞ。


 色々と書きましたが、最後は、慣れるしかありません。繰り返し練習をして、身体で覚えるつもりで歌いこむ必要があります。超高得点領域では、通常の歌い方と一緒だと克服できないような部分も出てきます。通常の歌い方だと判定結果が悪く、どうしても音程が外れてしまうような楽曲構成の場合は、あえて口の空間を狭くしてバーをなぞる必要のある場合もあります。言葉がはっきりしない方が音程判定が良くなるのは、鼻歌みたいなイメージです。

 他にもやり方は色々あると思いますが、工夫が必要な曲は多いです。歌詞の違いにより、構成周波数も微妙に変わりますし、判定の甘くなる原因が歌詞の言葉違いによる事も考えられます。曲の構成によっては、かなり工夫しないと難しいという事です。

 カラオケ採点で100点を狙うというのは、ゲームとはいえ、奥の深い世界です。できればもっと楽に点を出したい所ですが、簡単には出せない曲の方が多いです。採点歌唱を使っても100点に届かない曲もありますし、より一層の工夫をしないと難しい楽曲の方が多いです。

 私自身は、どこまで続けるのかわかりませんが、楽しめるうちは続けていくのかもしれません。100点狙いは、何となく疲れ気味なので、普通に歌う練習をしようかなとも考えています。大変長くだらだらと書きましたが、思いついた事はできるだけ書いてみました。片手間に書いているので、細かい見直をしていません。誤字脱字、意味不明等に気付いた場合は、随時修正します。


 それでは、皆様のご健闘をお祈り致します。




ふじの山 100点

キーは+2で採点声使用です。棒歌い、区切り、採点特化ビブラート、しゃくりでパラメを満たしています。採点声は、確実に点を出すためにわざと使用しています。通常歌唱とは異なりますのでご了承ください。



DAMともに採点軌跡付き音源を公開してあります。

100点の採点歌唱とは別に、採点歌唱を目立たなくした音源も公開してあります。



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