飛行機に乗った時に不覚にも

耳をやられてしまいました。

今は薬飲んで回復してきてるんですが、

かれこれ2週間くらいか

未だにちょっと聴こえずらい…。


そんな中、

オーディションラッシュを迎えてしまい、

台詞が聴こえにくく…

お相手の方にも申し訳なかったなぁ。


中耳炎だそうです。

耳鼻科は3時間待ちで、

なんとか診てもらえました。

ちゃんと治るそうです。


たぶん耳鼻科って初めて行きまして


匂いが嗅ぎづらい理由や、

顔が赤くなりやすい理由、

中耳炎の原因も、


カメラの映像を

交えて教えてくれました。


耳鼻科ってすげー。

最近そんなことを思うことが多い。


医療とか科学とか、

知らないところでガンガン進化してて

一歩踏み込んでみると

自分の生活を助けてくれるもので溢れてる。


映画の中の未来の景色みたいに、

ほとんどのことは開発されて

手軽に手に入る。

汗水流して研究してくれた方々に感謝しつつ

あくまで感謝しつつ、

便利になった世界で、

心を病む人たちの多さにも気づいてて

便利にしようと

みんなが必死になって戦って得た世界が、

なんで足りなかった時代より

心が乏しくなってるんだろう。

不思議なもんです。


便利ってリモコンが手元にあって、

いや、もはやリモコンなんか触らずに

設定した時間に自動でついて、

いや、なんなら、設定せずとも

こちらのライフワークを読み取って

最適化してくれる。


「そんなのあったら、楽だよね。」って

みんなで必死になって目指した世界。


もしかしたら、便利と真逆にあった、

取りに行ったり、貸してあげたり、

面倒かけたり、苦労したりの


間にあるものの中に通う

幸せがあったのかもしれませんね。


でも、もう人間は、AIに一言で

絵画を描かせてしまえるようになった。

100年後、幾人が筆を持っているのかな。

過程に備わる幸せは遥か彼方へ。


僕はお陰様で、

色々が少しずつ足りてない状態な気がする。

助けてくれる人もいれば、

よく迷惑もかける。

だけど、謝りに行ったり、感謝したり、

気まずく気恥ずかしい、

記憶に残るあの特別な時間。

もしかしたらそれは

幸せの足がかりかもしれない。


身や心を晒す役者という職業

ここもまたまだテクノロジー足りなくて

過程にありそうです。


僕は何ができるだろうか。


余った煮っ転がし持ってきたわよ。

お風呂貸してもらえます?

お前の為に人肌脱ぐか。


そんな厄介なこと忘れないようにしよう。


耳の話が、コロコロと

予想しないところに

転がり着いてしまいました。

とめどない話をすみません。

それもまたそれでって事ですかね。