「やまぶき」という映画を
渋谷ユーロスペースで観ました。
あまりに良かったので、
紹介したくなりました。




カンヌ国際映画祭の

ACID部門にも招待され

高く評価された作品です。


その良作ぶりに

著名な皆さまからも

賛辞の声が集まっています。







うん。もはや僕の感想は必要ないですね(笑)


作品も去ることながら、

注目すべき、

珍しい製作体制なんです。


山崎樹一郎監督は、映画監督でありながら、

岡山県に移住したトマト農家でもあるんです!


製作体制と言いましたが、

映画を作るもっと前段階ですね。

日々、何を感じ、何を伝えられるのか。

立っている場所の大切さ。

独自性のある視点から成る映画だから、

伝えられる事がある。

そして、兼業だからできる独立型映画。

土地の扱い方も内側からだからこそのもの。



詳しくは、ネットニュースや

特集インタビューにも

多く取り上げられていますので

ぜひご一読ください。



各国の映画祭で受賞!『やまぶき』監督&キャスト、カンヌでの興奮振り返る




山﨑監督の詳しいインタビュー



僕の語彙力ではどう表現して良いのか

分からないのですが、とにかく面白かった。



質感や題材から

錆びれた街の小さなお話という、

イメージを抱くかもしれないですが、



編集や台詞量からなのか、

押し付けがましくもなく、

かと言ってスローでもない、

なんとも程よい

小気味良いテンポで展開されるので

映画としての旨みのようなものが、

ふんだんに含まれ、

終始こちらを捉えて離さない。



昨今の刺激的な映像に感じるそれではなく、

映画として上質だから味わえた感覚でした。



脚本の展開や演出、編集、

全てがマッチしていって

高い総合点になるんでしょうね。

素晴らしかったです。










魅力的な人物が登場する

この素晴らしい布陣の中に、

友人の黒住尚生くんが出演しています。



これまでも素敵だった彼ですが、

今まで真髄として貫いてきたものが

しっかりスクリーンに刻まれ、

作品を推進させてる姿に唸りました。



すでに多くの表現者に見出され

多方面で活躍している訳ですが、

実直な生き方が役を通して放たれる

この稀有な俳優さんには、

皆さんの見る映画でもっともっと

その役割を果たしていってほしいと思ってしまう。



Instagram

次回作の情報なども投稿しているので、

是非チェックしてみて下さい。(勝手に宣伝、笑)



映画「やまぶき」は、

渋谷ユーロスペースで上映中です。

監督によるアフタートークとかもあるみたいです!

しかし、ユーロさんは、

やはりセレクトが良いなぁ。

以前上映していた「こちらあみ子」も

その後、映画賞たくさん獲りましたよね。

草野康太さんご出演の

「ワタシの中の彼女」も楽しみです。




映画「やまぶき」

個人的なまなざしが映し出す世界。

観てほしい映画です。




公式HP