連日猛暑の中での稽古はいよいよ前半部分が固まり、作品の温度も急上昇。稽古を終えたキャストたちのTwitterに図らずも「凄い」の文字が並んだ。
脚本が素晴らしく、役者はその役に身を委ねれば、呼吸が出来る様になっている。ひとりの揺らぎに呼応し、ひとつまたひとつと、それぞれの立場で抱える胸の内が溢れ出す。僕はこんな芝居がしたかった。助け合っている様な戦っている様な芝居。高みを目指すこの繰り返しが観た事のない景色に誘ってくれるんじゃないかって本気で思わせてくれる。こうなってくると自分との戦いだ。全員が誰にも負けないくらい飛び跳ねたら、そんな楽しい事はない。遠慮なく全力で飛び跳ねたい。
劇団 藤村聖子
「花瓶の中の海」
脚本・演出:川上一輝
生きていることを実感したとき、それは痛みを伴った。そしてその全てが"美しいもの"だと、私は勘違いをしていた。孤独になりたくなかったはずなのに、いつの間にか孤独な花に憧れ、"美しいもの"に潜む悲しみから、目を背け続けていたのかもしれない。
出演者:
藤村聖子
櫻井亜衣
北村味加
芝博文
山岡竜弘
金井浩人
津田恭佑
@千本桜ホール
8月17日〜21日
8月
17日(水)14:00/19:00
18日(木)13:00/18:00
19日(金)13:00/18:00
20日(土)13:00/18:00
21日(日)13:00/17:00
ご予約メール
gekidan.fujimurashoko@gmail.com
お名前、希望日時、枚数をお送り下さい。
「山岡竜弘予約」の一筆を添えて頂きます様お願い致します。