平成21年(2009年)10月1日現在の在留邦人が発表されました。
在比日本大使館各領事館に提出された在留届ベースの統計です。
(1)フィリピンに在留する邦人総数 17,757人(前年比 +約910人)
長期滞在者 約13,530人 (前年比 +約340人)
永住者 約 4,230人 (前年比 +約570人)
(2)長期滞在者、永住者共に、年々増加傾向にあり、この5年間で総
数は約38%、長期滞在者は約26%、永住者は約91%それぞれ増加、
特に永住者はこの5年間でほぼ倍増しています。
(3)長期滞在者の職業別では、約60%(約8,090人)が「民間企業関
係者」(含む同伴家族、以下同様)、次いで「その他」(無職など)約21
%「自由業関係者」約8.9%、「政府関係者(含む国際機関関係者)」
約7.0%の順となっています。
(4)地域別では
ルソン地方(フィリピン北部)に在留邦人全体の約80%(約14,230人)
ビサヤ地方 (フィリピン中部)約13%(約2,360人)
ミンダナオ地方(フィリピン南部) 約6.6%(約1,170人)
となっています。
(5)州別では
マニラ首都圏に在留邦人全体の約57%(約10,190人)
セブ州 約9.8%(約1,740人)
カビテ州 約5.0%(約880人)
南ダバオ州 約4.3%(約760人)
ラグナ州 約3.9%(約690人)
リサール州 約2.3%(約410人)
ブラカン州 約1.9%(約350人)
パンパンガ州約1.7%(約300人)
サンバレス州約1.6%(約280人)
の順となっています。
これら合計で全体の約88%(約15,600人)を占めています。
この中でもセブ州と南ダバオ州を除き、いずれもルソン地方のマニラ首
都圏と近隣の諸州に集中しており、全体の約74%(約10,100人)を占
めています。
(6)都市別では
マカティ市に在留邦人全体の約26%(約4,590人)
セブ市 約5.4%(約960人)
ムンティンルパ市約5.1%(約910人)
パラニャーケ市 約4.9%(約860人)
ケソン市 約4.3%(約760人)
ダバオ市 約4.1%(約740人)
マニラ市 約3.2%(約560人)
の順となっておりこれら7市で全体の約53%(約9,390人)を占めていま
す。この中でもセブ市ダバオ市を除き、いずれもルソン地方のマニラ首
都圏の都市に集中しており、全体の約43%(約10,100人)を占めてい
ます。
(7)マニラ首都圏マカティ市では、
サルセド・ビレッジにフィリピン全体の約7.4%(約1,310人)
レガスピ・ビレッジに約5.5%(970人)
ロックウェル・センターに約4.3%(約770人)
が住み、これら3地区で全体の約17%(約3,050人)を占めています。
ムンティンルパ市アヤラ・アラバン・ビレッジに約3.4%(約600人)
タギッグ市ボニファシオ・グローバル・シティに約2.4%(約430人)
マニラ市マラテ地区に約1.4%(約240人)
が住んでいます。
(8)男女別では、男性が約12,370人(約70%)女性が約5,390人(約
30%)で男性が女性の2倍以上となっています。
これは主に、在留邦人の半数近く(約46%)を占める長期滞在の「民間
企業関係者」の約77%が男性であることによります。
マニラ首都圏長期滞在者約8,300人永住者約1,890人
カビテ州 約550人 約340人
イムス市約60人
ラグナ州 約460人 約230人
サンバレス州 約140人
リサール州 約130人 約190人
アンティポロ市約190人
ブラカン州 約100人 約130人
わたしの住む田舎町アンティポロも市となると、結構広いものです。
アンティポロ教会周辺の街なかでは、日本人の方とお会いすることは
殆ど有りません。それでも190人いらっしゃるんですね。