第9の合唱練習、7回目。
受付をすると、資料を渡されました。
対訳が書かれたプリントでした。
練習は、体操から始まり、発声練習を念入りにした後、合唱練習といつもと同じ流れです。
渡されたプリントについては特に説明はありませんでしたが、パートごとに練習する時間、歌わないで待っている時に対訳を眺めていました。
以前(30年以上前ですが)、歌った時はあまり、歌詞の内容を意識していなかったので、改めて見るとなかなか興味深いですね。内容が全部理解できるとは言い難いのですが、この詩の壮大な世界観は魅かれるものがありますね。それだから、こんなに長い年月、歌い継がれ、演奏され続けてきたのですね。
この日の練習は、前回やったフーガの部分と、その前の部分。
フーガのテノールパートはずぶの素人はとても歌いこなせないほど難しい。高音はばんばん出てくるし、おとの跳躍も半端ない。ほとんどの人が苦戦しているのですが、これを歌いこなしている人を発見。たいしたものだと感心。音程が定まらないせいかいろんな音が混ざっている。
私のアルトパートは指導の先生から、薄っぺらい音でなく大人の深い音で言われる。先回、ヴォリュームある声を出していた人がいなかったせいからかしら?
経験者に引きずられて初心者がそれについていっている感じです。歌い続けている人はいろいろ気になることはあるようですが、初心者の人は何が何だかわからない人もいるようです。
隣の人が明らかに違う音程で歌われると、こちらも戸惑います。気づいてくれるといいのだがなあと思いながら歌っています。
これぞ市民合唱という感じで練習は進んでいます。
練習場は、冷房がガンガンに効いていて、じっとしていると寒いほど。冷房は苦手なので、帰りの車は窓を開けて走行。
交差点で止まり、右折車線で待機していると、隣の車から音楽が聞こえてきます。第9の4楽章の部分だとすぐわかりました。隣の人も同じ合唱仲間に違いない!
素人相手に、毎回丁寧に指導してくれる先生、そしてピアノ伴奏してくれる先生に感謝!
練習は嫌だと思ったことはなくとても楽しいですから。