私のピアノライフ  with classical music

私のピアノライフ  with classical music

ピアノ練習、コンサート等で感じたことを気ままに語っていきます。

今年、万博に行き、いろいろな国のパビリオンを見ました。今まで馴染みのなかった国も展示物や映像を見ることでその国の有り様を感じることができました。

ロテチャナイで話題となったマレーシア館は最初に行ったときに見学しました。マレーシアのイメージは素朴、田舎だと思っていたのですが、現在、凄い勢いで経済が発展しており、クアラルンプールは巨大なビルがいくつもある大都市になっていることがわかりました。

マレーシアは、今までクラシック音楽がどの程度、愛好されているのかわかりませんでしたが、国際コンクールでマレーシアの人が見られるようになり、普及してきたのかなと感じました。ショパンコンクールで入賞したヴィンセント・オンさんの出現はマレーシアの経済発展を物語っているように思います。ピアニストが育つにはそれなりに年月がかかるわけで、どうやら東南アジアにヤマハ音楽教室が進出していたようですね。

 

バドミントンの国際試合をよく見るのですが、女子ダブルスのマレーシアペアがなかなか強いです。日本選手とは、勝ったり負けたりでいいライバルです。今まで、国をあげてバドミントンに取り組んでいるインドネシアは以前から強い選手がいましたが、マレーシアの選手が上位に食い込むようになったのは最近だと思います。

 

経済発展に伴い、スポーツや音楽の分野で良い成績を上げる人が出てくる傾向は以前から、ありました。今、中国はスポーツの分野ではアジアのトップを占めるものが沢山ありますね。ショパンコンクールの中国勢の数の多さと、バリバリ弾く能力は凄いものがありました。

 

経済発展とスポーツや音楽の台頭は相関関係がありますね。ただ、その枠に入らない国もあって、インドはクラシック音楽がそれほど普及していないし、インド人のピアニストも聞いたことがありません。スポーツでも国際的に有名な選手を私は知りません。

 

万博とショパンコンクールで親近感のわいたマレーシアという国に行って見たいなと思うこの頃です。