「なんだ」
「なんだなんだ！！」
異形のものたちがざわめきます。
あああ…
なにこの液体（涙）
不穏な空気がクッカーを取り囲んでいます。
捨て鉢な気持ちをなんとか立て直しつつ、
クッカーを家にとりこみ、ともかくはアルミ箔の蓋を開けてみました。
続きは動画でどうぞ。
ぎゃあ！
「チーズケーク食べたいよぉ」ＢＧＭは森田童子でどうぞ。
チーズケーキ、お皿に盛ってみました。
はぁ…
恐れていた瞬間がついにきました。
”完全なる敗北”
どこかできいたフレーズが甦ります…
恐らく温度が焼成に必要な180℃には及ばなかったのだと思われます。
だから、クッカーはケーキの水分をああいう形でしか処理できなかったのでしょうな。
私のソーラークッカーはごくごく原始的なものですし、
太陽光の入射角を綿密に計算しているものでもないので、
クッカーの能力を100％引き出せていないと思われます。
YOUTUBEには、ソーラークッカーでこんがりパウンドケーキを焼いている動画もアップされています。
興味のある方はぜひ。
なによりの敗因はいきなり応用のチーズケーキにとりくんだ私の食い意地と思われ。
やっぱりヨーグルトの水分は手ごわかった。
予想はついたのに。こういう心の声には従ったほうがいいということでしょうか。
ともかくは不本意ですが、次回は正統のケーキに取り組もうと、
水分でベタベタになったクッカーを掃除しようとしたところ、
いや～ん
べとべと…
ただの水分だと思ったら、
ケーキ生地の糖分とかまざっていたらしく、かなりの粘着質。
まったくふき取れない。
ってことは、まさかまさか…
嗚呼。
実験成功の味を教えてくれたソーラークッカーとはココでお別れするしかありません。
断腸の思いとはこのこと。
チーズケーキがいいという素人の浅はかな判断が、
大事な友との別れを招いてしまった。
なんてことをしてしまったのだろう。