山形県山辺町「噺館(はなしごや)」 | 山野ゆきよし日記

山形県山辺町「噺館(はなしごや)」

 5月15日、山形市内で行われた早朝勉強会へ。14日の懇親会の席で、翌朝7時05分からの早朝勉強会にお誘いいただく。

 

 

 講師の先生は、山形市に隣接した山辺町で「ホールと宿泊が一緒になった文化交流施設」構想のもと、なんと、ご自身でしかも長年奉職した山辺町役場を退職した後、その退職金をつぎ込んで「噺館(はなしごや)」を完成させてしまった方、峰田順一さん。

 

 大学時代は落語研究会に所属し、その後、故郷山辺町役場に勤め、さまざまな文化事業を行う。定年後、退職金のすべてとそれまでの貯えを投じて、「ずっと夢だった」(ご本人談)事業に乗り出す。

 

 ご令室も猛反対されたというこんな信じられないような取り組みが、ご本人の人柄、ネットワークと相まって多くの方に支えられ、なんとか回っているという。

 

 聞いているだけでワクワクしてくる。今度、山形県に来ることがあったら、宿泊も含めて、こちらにお伺いしたい。

 

 早朝からいい話を聞いた。地方にも、”人物”はいるものだ。