「ボラキャンすず」でのスターリンク設置 | 山野ゆきよし日記

「ボラキャンすず」でのスターリンク設置

 「令和6年能登半島地震」の被災地でボランティア活動される方のためのキャンプ場が、珠洲市に開設された。キャンプ場を運営するのは「ボランティアキャンプすず運営協議会(ボラキャンすず)」。そのテントの設置は、アウトドアスポーツ用品を取り扱う株式会社モンベルが主宰する「アウトドア義援隊」協力してくれている。

 

 その「ボラキャンすず」の運営にかかわっている法政大学の水野雅男先生からご連絡をいただく。

 

『キャンプ場のネット環境が不調で困っている、力を貸してほしい。』

 

 はい、喜んで!

 

 私は東京にいたのだが、会社にも言って、ちょうど、避難所閉鎖に伴い撤去したばかりのスターリンクがあるので、そちらに流用することの許可をもらう。

 

 すぐに現地にいた仲間が、取り外したスターリンクをそのままそのキャンプ場に持っていき、無事、設置。快適なWi-Fi環境を整える。先生からご連絡をいただいて、3~4時間あまり。スピード感抜群のソフトバンクらしい。

 

 

 水野先生がテレビインタビューでおっしゃっていた。

 

「毎日1万人が能登に入るくらいの規模でやっていかないと、どんどん(被災者の)気持ちがしぼんでしまうじゃないかと思ってですね。その危機感から、こちらのキャンプ場を作りました」

 

 全国からお越しくださるボランティアの方たちが少しでも過ごしやすい環境を、私たちができる範囲で整えていきたい。心から感謝の気持ちでいっぱい。「ボラキャンすず」のことも知ってほしい。ボランティアを支えるボランティアもいてくれている。