WOTA BOXも、七尾市では局面が変わりつつあるのかもしれない | 山野ゆきよし日記

WOTA BOXも、七尾市では局面が変わりつつあるのかもしれない

 1月21日、今日は、午後から東京に戻らなけれならない。よって、能登は仲間に任せる。昨日、一昨日と二日とも、七尾市の施設にて、WOTA BOX(シャワー)の運営のお手伝い。

 

 

 シャワーは予約を受けてからご利用いただく。一昨日の金曜日までは2台がフル稼働であった。ちょっと、機械の機嫌が悪いときには、メンテナンスが入り、利用者にお待ちいただくこともあったくらい。

 

 ところが、19日金曜日にお世話しながら少しずつ20日土曜日予約を受けているときに様子が変わってきていることに気づく。土曜日の予約に余裕が出てきた。特に、夕方近くまでは、二つのうちどちらかが空いていることがよくあった。21日日曜日、つまり今日の予約も同様であった。

 

 避難所でお世話されている何人ものボランティアの方たちと意見交換をした。報道にもあるように、七尾市において銭湯が始まったところも出てきたことがその理由の一つではないか。

 

 また、いろいろな意味で避難生活のパターンに慣れが出てきた。土日は、平日仕事に出ている家族の自動車が使えるようになり、コインランドリーのある羽咋市、中能登町、さらには金沢市にまで行って、洗濯をしながら銭湯、もしくは親戚のところでお湯をいただく方が増えてきたのではないかとの見立て。なるほど、説得力がある。

 

 来週平日の様子を見てからであろうが、もしかしたら、WOTA BOXも、少なくとも、ここ七尾市では局面が変わりつつあるのかもしれない。

 

 それにしても、ここでは、毎日何人もの方たちと声を交わすので、面白い話がたくさんある。

 

 

 数日前から私たちソフトバンクの人間も、ビブスをつけてお世話をするようになる。これがないときは、シャワーの前でうろうろする不審者に思われることもあったかもしれない。よかったよかった。