2018年欧州訪問備忘録16 加賀鳶はしご登り披露
【2018年欧州訪問備忘録16 加賀鳶はしご登り披露】
二年前のエナール市長来沢は何度も書いた。その際に、姉妹都市提携45周年記念事業についていろいろと打ち合わせをしたことも。エナール市長の一番の強い要望は、世界遺産でもあるスタニスラス広場において、あの加賀鳶はしご登りを披露してほしいということ。しかも、そのスタニスラス広場に最も多くのナンシー市民が集う、サン・ニコラ祭の日に。
予算、人数、日程等々、慎重に準備を重ね実現される。いくつもの幸運も重なる。
これまでも加賀鳶はしご登りの海外遠征は、何度か行われている。ここ何回かは、約20年に一回の頻度。今年は、前回の海外遠征から21年目。ナンシー市との姉妹都市提携45周年の年。
それになんといっても、今年は、加賀鳶はしご登り発祥300年という大いなる区切りの年。100年前の記録は残ってはいないが、やはり、なんらかの記念事業を行いたい。
こんなあんなが重なっての今回の事業。いやあ、壮観、勇壮、剛健、華麗、機敏、迫力、誇り。後は、写真で見てほしい。アトランダムに並べる。
両市長の目の前で、第一陣に登ったのは崎浦分団の山田忠彦さん。エナール市長に賞賛の言葉をかけてもらう。
加賀鳶はしご登り発祥300年を記念して作ったネクタイをエナール市長に贈呈。
さまざまな支援をしてくれた「Maison Kanazawa」の砺波さんにも、感謝の気持ちを込めてネクタイをお贈りする。お店に飾っていただけるとのこと。ありがたい。