夜間音楽会「春の夜の闇はあやなし」 | 山野ゆきよし日記

夜間音楽会「春の夜の闇はあやなし」

 5月3日、鈴木大拙館において夜間音楽会「春の夜の闇はあやなし」。

 館をサポートしてくれるボランティア団体「Live with Daisetz」(直訳すれば、”大拙とともに生きる”という感じか)の皆さんが企画・運営をされたイベント。

 本多の森を借景とした「水鏡の庭」を会場とし、藤舎眞衣さんによる横笛の演奏会。妖艶、優美、幽玄といった、まさに”あやなし”の風情いっぱいのすてきなひと時。

まいちゃん
演奏中の写真撮影はできないので、開会の挨拶をされる大拙館の学芸員さんの写真。雰囲気の一端を感じてほしい。

 一昨年から試み、昨年から本格的に始まった「金沢ナイトミュージアム」の一環。

 私は、従前から、金沢の夜の魅力をもっと市民が自然体の中で堪能できるような仕掛けづくりができないかと思っていた。幸い、金沢のまちなかにはさまざまな文化施設がある。既存の資産を活用しながらナイトカルチャーの充実を図っていくことが金沢らしい夜の文化の一つ。

 この連休もそうだが、夏から秋にかけてもさまざまな取り組みをしていく。楽しみにしてほしいし、情報収集に意を配っていてほしい。

 それにしても、藤舎眞衣さんの演奏はいつもすごい人気。演奏前に、控室に挨拶に行ったが、いつもの明るい眞衣ちゃん。並べられた椅子は埋まり、立ったまま鑑賞される方も。