釣谷雅楽房先生「箏の調べで過ごす 夏の夕」 | 山野ゆきよし日記

釣谷雅楽房先生「箏の調べで過ごす 夏の夕」

 私は市長になってから意を尽くしてきたことの一つが、金沢の夜を楽しんでもらうということ。事業的にいえば、ナイトカルチャーの充実。

 かといって、金沢の風情、雰囲気、風景、空気(全部一緒か)といった、いわゆる品格というものはしっかりと守っていかなければならない。その中での、金沢のナイトカルチャー。

 まずは、既存の金沢の資産を活用しながらの施策。昨年から、市内のいくつかの文化施設において開館時間を延長し、小規模なコンサート、講演会、お茶会等々のイベントを絡ませ、重層的な文化空間を楽しんでいただくことを実験的に行う。

 その結果、この夏から「金沢ナイトミュージアム2013」として、継続的な企画としたことも既にこのブログで紹介している

 8月最後の本日、金沢能学美術館において釣谷雅楽房(つりやうたふさ)先生による「箏の調べで過ごす 夏の夕」。午後5~6時過ぎまでの激しい大雨でどうなることかと思ったが、100名を上回る方にお越しいただく。

$山野ゆきよし日記-釣谷先生
会場の中ではもちろん写真撮影はできない。これは、会場の外からのガラス越しの写真。素敵な演奏。先生のユーモアあふれるお話も交えながらの楽しい会。先生のファンも新たに増えたことと思う。

 実は、今年、釣谷先生には、『本市の伝統文化の継承発展及び新たな市民文化の創造を奨励するため、地道な日常活動を通じ市民文化活動に貢献した個人又は団体に対し』(金沢市文化活動賞表彰要綱)贈呈し顕彰させていただく金沢市文化活動賞をお受けいただくことになっている。授賞式は来週9月6日。

 そんな先生の演奏を手を伸ばせばすぐ届くようなところで聴かせていただく。

 「ナイトミュージアム2013」、まだまだ続く。夜の金沢の魅力を感じてほしい。