蛍と月の真ん中で 川邉徹 | 腹六分目の幸せ

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蛍と月の真ん中で 川邉徹

 

 

あらすじ

 息苦しい日常から逃げだした僕が出会ったのは、亡き父の愛した景色と、君だった。

小さな地方都市で写真館を営んでいた父の影響で、カメラマンを目指すようになった匠海。父の死後、母との関係性が悪くなった匠海は、逃げるように東京の大学へ入学し、写真を学び始める。

しかし、待っていたのは、学費と生活費を稼ぐだけで精一杯の毎日。これを乗り越えれば、きっと夢に近づけるー--。

そう信じ込み、なんとか自分を奮い立たせていた匠海だが、ある出来事をきっかけに、大学を休学することに決める。

実家にも帰れず、衝動的に向かった先は長野県・辰野町ー--かつて父が蛍の写真を撮影した場所だった。なんの計画もなく訪れた匠海を出迎えてくれたのは、父が愛した美しい景色。そして、それぞれの事情で辰野に移住してきた人や訳あって辰野を離れられない人との出会いが、彼の心を変えていくー--。

 

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父の影響でカメラマンを目指すようになった匠海、だが学費や生活費を稼ぐためバイトバイトの生活で心に余裕の無くなっていたそんな時、友人の斉木から将来の不安を問いかけられた。

斉木は大学を辞めると言う。そしてこれから目指すところを、一緒に夢見ないかと。今を乗り越えるためだけに頑張っていた匠海だったが、何とも不安定な斉木の提案に乗ることもできず、だからと言って変わらぬ日常を続ける気力も失せ、逃げるように大学には休学届けを・・・ そしてふら~っと行った場所、それは辰野だった。

父の写真館に飾ってあった蛍の写真、この場所で撮られたものだった。

蛍はどこだろう?ぼんやりと・・・そんな匠海と最初に出会った明里、彼女を通して少しづつ村の人たちに馴染んでいった匠海。

1年間の休学届を出したものの、何の計画もなく辰野へ来た匠海だったが・・・、そんな匠海を温かく受け入れてくれた人たち、いつしか前向きになっていく。

匠海の、この村の写真を撮りたい!村の人たちの写真を撮りたい!目的を失いかけていた匠海は、村人たちとの関りで一回りも二回りも大きく成長して行った。

 

もう~30年も前ですが、突然耳が聞こえなくなりました。

片方が聞こえが悪くなり、もう片方は聞こえも悪い上に言葉が聞き取れなくなりました。

突発性難聴と言う病気があることを初めて知りました。

友人の紹介で大学病院にすぐ入院ができ、治療の末、80%位は戻りましたから、それほど生活に支障はありません。

虫の知らせだったと言うのですが、両親が突然、入院先に現れました。親には時として、虫の知らせ!があるのかもしれません。

同居して数年の時だったのですが、このことは父の中でかなりの心配事にさせちゃったみたいで、その2年後、自分たちは高齢になってきたし誰かに野菜作りを手伝ってもらえるといいのだけど・・・と、姉妹、誰に言うのでもなく、、、ぼそっと。。。

直球で言わないところが父らしいですが。そして、親世代は特に、嫁にやった娘は他所の人間!増して同居していれば特に、手伝いに来させるとなれば義両親の承諾を~・・・なんて。

それまでは、たまに網掛けを手伝ったり草取りだったりはあったけど~ 定期的に行くことはありませんでした。

私にできるかな?父は私がそう言うだろう?ことは分かっていたのでしょうね。今に至る家庭菜園の始まりでした。

それまでの、年に何回かの手伝いと違って週に2日、実家に通うようになりました。私の心が病んでいると思ってたのかな?

広~い畑の中で無心になって体動かして、本当に癒されてましたね。ラブ

 

まぁ~癒され方は人それぞれですが、くまさんは私の手伝いはするけど、本当は農作業好きじゃないんだって!笑い泣き