錦帯橋と岩国城。

 

 

写真を保存していた。

撮影日は2001/4/22。

 

初期のデジカメなので画質が悪い。

そこで小さいサイズにした。

 

岩国城は右端の山の上。

その山の裏側に、

山陽新幹線・新岩国駅がある。

 

錦帯橋に最初にいつ行ったかは覚えていない。

小学校でも中学校でも遠足で行った。

そのときの記憶は断片的にある。

 

小学校の遠足が懐かしい。

写真には写ってないけど、

右手にも似たような山がある。

その山を越すと、

広島・山口の県境の川のほとりに出る。

 

僕ら1学年400名の生徒は、

狭い山道を歩いて往復した。

行って帰ると、まる1日かかる。

田舎ならではのタイヘンな遠足。

 

錦帯橋には何度も行った。

橋を渡るときに足の裏に伝わる、

木の感触を忘れることはない。

 

その写真を撮った日は、

最後に錦帯橋を訪れた日。

 

僕の「心のふるさと」、

錦帯橋や錦川や岩国城と、

お別れする日にふさわしい、

春のうららかな日和だった。

 

 

レジーナの今季の、

キャプテン、副キャプテンがようやく決まった。

 

中村伸前監督の3年間、

ずっとキャプテンを務めた、

近賀ゆかり選手が勇退し、

レギュラーでは「最高齢者」の、

左山桃子選手が新キャプテンに就任した。

 

それはわかる。

近賀選手は昨季終盤は試合に出てないし、

ベンチからも外れていた。

監督も代わったことだし、

バトンタッチする時期が来た、

と判断しても不思議はない。

 

わからないのは、

昨季2名だった副キャプテンが、

4名になったこと。

なぜ?

そんなに増やす必要ある?

 

 

ナイツの土屋伸之さんが描いた、

関根勤さんの肖像画を紹介した記事を読んだ。

 

記事には彼のインスタに、

制作過程も載っていると書かれていたので、

そちらも観てみた。

 

すると、またひとこと言いたくなった。

 

描写の才能がある。

顔を似せる才能もある。

まずそれが彼の良いところ。

 

描写に関しては、

たとえば顔で言えば、

アゴのように骨が皮膚に迫っている箇所と、

頬のように骨のない箇所がある。

その描きわけがとても上手。

 

顔を似せることに関しては、

文句のつけようがない。

ほんとに関根さんによく似ている。

関根さんの老いの気配も、

見逃していない。

 

それから、もうひとつ感心したのは、

色を塗りはじめると、

なかなか的を射た印象にならなくて、

苦しんでいるのだけど、

しつこく食い下がって、

最終的に完璧な状態に持っていったこと。

 

これはもうスゴイのひとこと。

 

彼の中には絵の神様が宿っている。

と言っても過言ではないと思う。

 

課題も指摘しておこう。

「面の意識」を持つこと。

 

たとえば胸の面と、

首から肩先にかけての、肩の上の面は、

「同一平面」にはなく、

「90度」の関係にある。

 

それを強く意識して描くようにすれば、

やがて「立体感」「3次元空間」が、

表現できるようになる。

やがて。

 

土屋さんの絵はまだ平べったくて、

奥行きがない。

 

あとひとつ。

背景もいろいろと、

工夫しながら描きすすめているけど、

絵の中で背景が役割を果たすためには、

人物との関係、

いわゆる「図」と「地」の関係を、

学ぶしかない。

 

それが理解できてないので、

「逃げた」表現で誤魔化すしかなく、

ただ暗くしただけで終わらせている。

 

 

ナイツの漫才は、

むかし聴いたことがあるけど、

全然おもしろくない。

 

僕としては、

土屋さんには芸人をやめて、

絵描きになってもらいたい。

 

彼ほど絵の才能に恵まれた人が、

大勢いる「芸能人画家」で、

終わるとしたら悲しい。