レジーナはこの夏キャンプをしない。
とこないだ書いたけど、
今日、公式サイトを見てみると、
毎度おなじみの指宿で、
8/19(月)〜8/24(土)の日程で、
実施されるようだ。
確認が足りなかった。
レジーナの今季は、
8/31(土)、WEリーグ・クラシエカップの、
長野戦から始まる。
なので時期的にはちょうどいい。
新監督になったのだから、
いろんな点で実施すべきなのも明らか。
しかしどう考えても、
夏に鹿児島はおかしい。
指宿の施設に照明設備はない。
早朝だけ練習、
というわけにもいかない。
練習試合も2つ組まれている。
体調不良者やケガ人が出る可能性が充分にある。
出るとタイヘン。
開幕まで1週間。
間に合わない。
指宿でするのなら、
しないほうが余程いい。
誰もがそう思うはずだけど、
なぜ?
今日の歓喜。
中村奨成選手が今季初複数安打、
初タイムリーを放ったこと。
彼は打撃面においては、
もう2軍は卒業と、
去年から言われている。
しかし1軍に上がると、
結果を残したいという気持ちが、
強すぎるからだろうけど、
ヒットが打てないという状態が続いていた。
昨日もスタメンで起用されたのに、
ノーヒット。
今季3度目の1軍なので、
いくら「2軍卒業」の実力があっても、
いいかげん打たないと、
存在価値がなくなってしまう。
今日の試合は彼にとって、
ラストチャンスだったと言っても過言ではない。
昨日打てなかったけど、
新井監督は内容は悪くないとコメントしていた。
なので今日もスタメンで使ってくれたのだろうけど、
好結果が出て、
とりあえずひと安心だ。
彼には大打者になってほしい。
僕は何度も書いてきた。
広島生まれ。
地元の「超名門」広陵高出身。
甲子園のホームラン王。
ドラフト1位。
足も肩も長打力もある。
彼はカープを背負って立つために、
生まれてきたのだ。
鈴木誠也さんの後釜ではなく、
山本浩二さんの後継、
2代目ミスター赤ヘル。
評価しすぎ?
しすぎじゃない。
彼を嫌う人たちのことは、
今日はとやかく言わないでおこう。
いまは歓喜しているので、
「常識」ある人たちについて、
触れたくない。
こないだ柄谷行人さんは僕の師匠、
と書いた。
そこで他に僕の師匠と言える人はいないかと、
あらためて考えてみると、
沖浦和光さん(1927〜2015)だけのような気がする。
僕の専門の美術のジャンルには、
好きな画家、デザイナーなどは何人もいるけど、
僕は若い頃から継続的に、
作品を制作してきたわけではない。
なので誰かを師と仰いで、
目標としたことはないのだ。
いまは厚かましく、
「目指せ、ベラスケス!」
と言っているけど。
柄谷行人さんも沖浦和光さんも、
人生のどの段階で、
何がキッカケで、
読み始めたのかまったく記憶にない。
2人ともいつのまにか、
僕の中で大きな存在になっていた。
無理やりだけど、
今この時点での、
2人のイチオシ著書を挙げておこう。
・柄谷行人(からたに・こうじん)
『世界史の構造』(岩波書店/2010)
・沖浦和光(おきうら・かずてる)
『瀬戸内の民俗誌-海民史の深層をたずねて-』
(岩波新書/1998)
いま詩の勉強をしているけど、
2人の著書を読み直したい気持ちは当然ある。
でももうその時間は残されていない。
僕は直感にしたがって、
詩の勉強をすることにした。
多くのものを切り捨てないと何もできない。
脇目は振らない。
いや、ちょっとは振るけど。