今日はサンフレッチェ、カープともに、

新戦力にまつわるニュースがあった。

 

サンフレッチェのほうは、

昨日から報じられていたけど、

今日、大本営・中国新聞が記事にした。

 

ベルギー1部の、

スタンダール・リエージュに所属している、

川辺駿(はやお)選手にオファーしたようだ。

 

スタンダールは赤字経営のようで、

給料の未払い問題もあり、

あと3年、契約の残る川辺選手だけど、

嫌気がさしたのか退団を申し出たとのこと。

 

で、受理されたようなので、

あとは移籍金が合意すれば、

川辺選手の3年ぶりの復帰が決まる。

 

川辺選手は2021年の夏に、

スイスのクラブに移籍した。

そのときはまだ、

スキッベ監督ではなくて日本人監督。

 

僕がサンフレッチェを、

熱心に応援するようになったのは、

翌年スキッベ監督が就任してから。

 

なので僕は川辺選手がどういう選手なのか、

何もわかっていない。

早くプレーを見たくてたまらない。

 

川辺選手は広島市出身。

そしてユースから昇格した生え抜き。

 

1995年生まれの29歳なので、

ふたたび海外ということもないだろうし、

ふつうに行けばサンフレッチェを象徴する、

レジェンドになるのは間違いない。

 

彼にとってわずか3年での帰還は、

残念ではあるだろうけど、

3年前のオファーも運命なら、

困窮クラブに移籍したのも運命。

 

運命に従ってピースウィングのピッチに、

堂々と立ってほしい。

 

 

カープのニュースは、

育成落ちしていた岡田明丈投手の、

支配下復帰が決まったこと。

 

育成から支配下への昇格期限が、

今月いっぱいなので、

たぶん今日か明日、

動きがあると思っていたけど、

空いている2枠すべてを埋めず、

岡田投手の復帰のみとなった。

 

僕が予想していたのは、

岡田投手と新人の杉田健投手。

しかし杉田投手は最近の投球内容がもうひとつ。

今季中に1軍で活躍する可能性は、

低くなってしまった。

球団の判断は妥当だと思う。

 

 

大塚愛さんという歌手が、

南青山のスパイラルガーデンというところで、

個展を開いた(7.18〜29)という記事を読んだ。

 

僕は彼女のことは何も知らない。

名前を聞いたことがあるような気がするけど、

ハッキリした記憶はない。

しかしなぜか興味が湧いたのだ。

 

油絵と書をいくつか見て、

感じた彼女の長所は、

色彩感覚、形体感覚、ともに優れていること。

それから思い切りがよくて、

大きく仕掛けられるので、

100号、200号といった大画面でも、

太刀打ちできること。

 

欠点は多くの芸能人画家とおなじ。

絵の基礎知識が足りないこと。

 

ひとつ例を挙げると、

サクランボをくわえた口のまわりを、

アップして描いた色違いの、

色以外は何もかもおなじ3部作がある。

 

その連作を見ると、

顎のラインと、

サクランボのアウトラインの上部が、

接しているのだ。

これは絶対にやってはいけないこと。

すごく目障りになって主役を食ってしまう。

 

それから向かって左の頬から、

降りてきた顔のアウトラインが、

顎を過ぎたところで消えている。

消すのはいいけど問題は消しかただ。

 

絵づくりができていない。

ただ曖昧にボカしているだけ。

八代亜紀さんを思い出した。

 

あともうひとつ言えば、

彼女は下描きしないで、

いきなり絵の具を塗るそうだけど、

もちろんそれは構わない。

 

しかしその描きかただと、

よほど絵がわかってないと、

最終的に「絵」ではなくて、

「絵らしきもの」で終わってしまう。

 

もちろんどういう描きかたをしても一緒だけど、

難易度がいちばん高くなる。

 

いずれにしても素晴らしい絵を、

心から描きたいのなら、

1から勉強したほうがいい。

 

こないだも2人の女性に対し、

おなじ感想を言ったような気がするけど、

とにかく真剣に取り組まないと良い絵が描けないのは、

誰でもわかる道理だ。