朝からサプライズ。

 

起きてすぐにネットを覗くと、

サンフレッチェが、

オーストラリア1部のメルボルン・シティFCから、

トルガイ・アルスラン(Tolgay Arslan)選手を、

獲得したと大本営・中国新聞が報じている。

 

いっぺんに目が覚めた。

 

昨夜の試合後スキッベ監督が、

〈今後の移籍ウィンドーで

 中盤の真ん中をしっかり補強し、

 中盤が安定するところを期待しています〉

という思わせぶりなコメントをしていたので、

川村拓夢、野津田岳人両選手の移籍で、

手薄になったボランチの、

補強のメドがもう立っているのでは、

という気がしたのだけど、

外国人選手とは思わなかった。

 

しかもかなりの大物。

トルコ系ドイツ人のアルスラン選手は、

1990年生まれで、

もうじき34歳という高齢なのが、

唯一気になるところだけど、

ドイツのハンブルガーSVでキャリアをスタートしたのち、

トルコ、イタリア、オーストラリアの、

名門チームを渡り歩き、

どのチームでも主力として活躍している。

 

昨季のみ在籍した、

メルボルン・シティFCでは、

34試合に出場し、

18ゴール、7アシストを決めている。

 

YouTubeで彼のプレー集を、

1篇だけ観てみた。

 

体が頑丈そう。

足もとの技術がある。

ゴール感覚が優れている。

ボランチより前線で使いたい。

 

といった印象を受ける。

 

夕方には公式発表もあった。

獲得交渉はスキッベ監督が中心になって行なわれたようだ。

アルスラン選手は次のようにコメントしている。

 

〈私を評価し、このクラブでプレーする機会を与えてくれた

 ミヒャエル・スキッベ監督とセハット・ウマルコーチに

 感謝したいと思います。
 私がオファーを断るはずがないほどのお言葉をいただきました〉

 

アルスラン選手はドイツ出身なので、

スキッベ監督は彼のことを、

デビュー時から当然よく知っているはず。

 

なので今現在の状況下で、

どういうことを言えば彼の心に刺さるのか、

それもよくわかっているはずだけど、

〈オファーを断るはずがないほどのお言葉〉

とは一体どんな甘い言葉だったのだろう?

知りたい!

 

スキッベ監督の上記のコメントは、

良い選手を獲得できたので、

うれしくなりすぎていて、

つい呟いてしまったということでは。

 

ふつう公式インタビューで、

補強を期待してます、だなんて、

強化部に注文をつけるような、

畏れ多いことを言うはずがない。

 

アルスラン選手はすでに広島に来ている。

契約書にサインしている写真や、

自身のユニフォームを持って、

ピッチに立っている写真などが、

公式X、インスタに掲載されている。

 

いまJリーグはサマー・ブレイク期間中。

全体練習が再開する来週月曜(7/29)から、

チームに合流するようなので、

次の8/7(水)の試合、

ヴェルディ戦の出場も充分にあり得る。

 

彼が本領を発揮すれば、

これまでとはかなりおもむきの異なる、

面白いチームになるはずだし、

もちろんタイトルも近づいてくる。

楽しみだ!

 

 

昨日、プロ野球の前半戦が終わったので、

カープについても書こうと準備していたけど、

長くなったので明日にしよう。