レジーナの新体制がようやく発表された。

 

僕はわが柳瀬楓菜選手の背番号が、

空いていた10番になることを期待していた。

しかし願いは叶わず。

結局4シーズンとも不動。

23番。

がっかり!

 

チームに彼女より年下は3人しかいない。

そんな若造なのに、

昨シーズンは副キャプテンに任命されている。

なので今季は10番もあり得る、

と思ったのだけど、

エースナンバーを背負うには実力不足、

と判断されたのだろうか。

 

新加入選手はなかった。

去年のオフは3選手が移籍してきて、

チームに新風を吹き込んだ。

彼女らに加え、

この春獲得した5選手も有能ぞろい。

最大の弱点GKも、

第3キーパーが成長した。

 

僕も補強しなくていいと思う。

もちろん日本代表クラスの選手は少ないし、

ゼイタクを言えばキリがないけど。

 

ユニフォームとトレーニングウェアの、

スポンサーも発表された。

こちらも「新加入」はナシ。

トレーニングウェアの、

鎖骨とか背中とかまだ空きがある。

これまた残念!

 

 

「あかでみっくなカレッジ」は今日も観た。

観ないではいられない。

 

今日は3本。

県で言うと広島2本、香川1本。

 

広島篇は今年になって廃止された、

瀬野(せの)の「スカイレール」と、

段原(だんばら)のイオンから、

比治山(ひじやま)の山頂に向けて延びる、

「比治山スカイウォーク」のレポート。

 

スカイレールは廃止になるという、

ニュースを聞くまで僕は知らなかった。

 

僕がとくに気に入っている、

「ラバー博士」の説明によると、

スカイレールはモノレールやロープウェイともちがう、

世界にひとつしかないもので、

そのためにメンテナンス費用も、

年間億単位になり、

開発した技術者も高齢になったということで、

廃止は仕方ないとのこと。

 

僕は高所恐怖症だけど、

モノレールもロープウェイもリフトも怖くない。

スカイレールにももちろん乗ってみたかった。

 

比治山スカイウォークは、

今日までその存在を知らなかった。

段原に映画館のある商業施設ができたことは、

何かで耳にしていたけど、

まさかそこから比治山に上る、

エスカレーターも作られていたとは。

 

僕は瀬野には行ったことがない。

瀬野はこないだ書いた、

入野や白市より広島寄りだけど、

というかいちおう広島市だけど、

僕は広島駅の東側のエリアは、

遠く岡山との県境までどこも縁が薄いのだ。

 

段原は比治山という「盾」があるおかげで、

被曝を免れた町。

母方の親戚の親戚みたいな人が、

テーラーをひらいていて、

僕は広島市の中学に通い始めた、

敗戦から19年目の年、

何かの用で訪ねて行ったことがある。

 

その頃、原爆で吹っ飛んだ市の中心部は、

近代的な街並みになりつつあったけど、

無害だった段原は道幅も狭く、

家々は良く言えば古風で、

悪く言えば薄汚くて不気味で、

僕はテーラーに長居したくなかった。

そのときの心境をよく覚えている。

 

段原は張本勲さんのふるさと。

張本さんはそのひと昔前の、

下町的風景の中でたくましく育った。

 

香川篇はかつて「与島石(よしまいし)」という、

良質の花崗岩の採石で栄え、

いまは1家族しか住んでいない、

小与島(こよしま)に上陸してのレポート。

 

小与島のすぐ隣りには、

瀬戸大橋の架かる与島がある。

そこで或る不動産屋が、

小与島をリゾートの島にしようと考えた。

 

それが不思議。

小与島には素敵なビーチがない。

海岸は石ころだらけ。

しかも内陸部は広い範囲で、

採石の跡が剥き出しのままになっている。

小洒落たリゾート地にするには、

カネも手間もかかりそうなのだ。

 

そして開発の痕跡は豪華ホテルだけ。

なぜ?

 

ま、とにかく、いずれも秀逸なレポートだった。

 

 

『言語にとって美とはなにか』

を読み始めた。

触れたいことがあったけど、

長くなったので後日にしよう。