僕は石丸伸二さんを応援している。

もちろん彼が同郷の人だからではない。

 

同郷ということで言えば、

「増税メガネ」さんだって、

選挙区は広島だ。

 

石丸さんは「誰より期待できる人」というより、

「唯一期待できる人」だから。

 

ただ僕は都知事選には興味が持てない。

というかどの選挙に関しても。

 

理由は東京だけでなく、

この国全体、世界全体が、

絶望的な状況にしか見えないし、

若さと行動力にあふれた、

カリスマ的人物が現れたとしても、

「望ましい社会」を実現するなんて、

どう考えても不可能だから。

 

それは最近になって、

思い始めたことではない。

遠く60年代に燃え上がった、

学園紛争の炎が鎮火されたときからだ。

 

結局どうにもならないんだな、

と僕は観念した。

 

それからはずっと「余生」的感覚。

政治とは距離を置いて、

というか世の中すべてのことに、

深く立ち入ることなく、

ちんたらちんたらと生きてきた。

 

いま振り返ると、もう少しマシな、

生きかたができたかも知れない。

しかし、頭の固い僕は、

残念ながらプラス思考に、

切り換えることができなかったのだ。

 

 

都知事選に深い関心はないけど、

「ONE OK ROCK」のTakaさんが、

石丸支持を明らかにしたというので、

その発言をしたシーンを観てみた。

 

その発言を受けて収録された、

石丸伸二さんの動画も。

 

石丸さんは、

自分を支持するかどうかはさておき、

アーティストが政治的発言を、

したことを評価している。

 

僕も評価したい。

アーティストやスポーツ選手が、

自由にものが言えない社会なんて、

まったくバカげている。

 

ただTakaさんは立派だと思うけど、

問題をひとつ発見。

 

「NEWS」のメンバーだったとき以来、

ひさしぶりに彼の姿を観たので、

彼が今日までどういうふうに生きてきたのか、

興味が湧いて彼のWikipediaを覗いてみた。

 

すると彼がNEWSを脱退することになった原因、

すなわち部屋で女の子と2人でいるところを、

写した写真が週刊誌に掲載されたことが、

書かれてないのだ。

 

アイドルとしては、

マズかったかも知れないけど、

人間として恥じることではない。

 

若い男の子が好きな女の子と、

ひとときを過ごすなんて、

ごく自然なこと。

 

Takaさんはその件を、

自分でWikipediaに書き込むべきだ。

アーティスト、というか人間はどこまでも、

「ギマン」とは無縁でないといけない。

 

 

こないだ石丸陣営のシンボルカラーが、

サンフレッチェの青紫(バイオレット)ではなく、

赤紫(パープル)なのはなぜ?

ということを書いたけど、

その理由を思いついた。

 

石丸さんはシンボルカラーを決めるとき、

安芸高田市は、練習場があり、

クラブハウスがあり、ユースの寮もある、

サンフレッチェのマザータウン。

なので紫しかあり得ないと当然思ったはず。

 

しかし自分は広島を離れて、

東京の選挙に出る身。

おなじ青紫では、

広島との結びつきが強すぎる。

 

紫にして「出自」を明らかにはするけど、

別の紫色にしたほうが状況にふさわしい。

そう考えたのではとふと思ったのだ。

 

またまた僕の妄想もいいところだけど。