今年の後半が始まった。

 

といっても年末までに、

何か新しいことをする予定はない。

 

毎日することは、

もう長いこと、ずっとおなじだけど、

ブログ書き、お絵描き、読書。

その合間にYouTubeを観る。

 

今日、YouTubeは、

石丸伸二さんの街頭演説を撮った動画の、

サムネイルが表示されたので、

なぜか観たくなってクリックした。

 

その動画の石丸さんは、

中田敦彦さん、東国原英夫さんらと、

対談しているときより良い声をしている。

それでも「聴衆を酔わせる」レベルではないけど。

 

そのほかカープとサンフレッチェの情報は、

かならずチェックする。

しかし降格制度のある後者には、

勝ってほしいといつも願うけど、

熱くなったりはしない。

 

カープの場合は遠いむかし、

何年も熱くなっていたけど、

今は1歩も2歩も引いて見守っている。

サンフレッチェの場合は、

カープの半分ほども熱くなったことはない。

 

とにかく、いま熱くなるとそちらに時間が奪われ、

大事な上の3つが存分にできなくなる。

そんな情けない事態は絶対に(!)避けたい。

 

出かけるのはこれからも、

たぶん病院とスーパーに行くときだけ。

 

抗がん剤の副作用で、

脚がしびれ始めてから約5年経つ。

なのにいっこうに治癒する気配がないので、

散歩に出かける気がしない。

歩行不足になるけど、

スクワットで膝を鍛えるしかないと思っている。

 

食事は相変わらず似たようなものばかり。

しかし僕はグルメじゃないのでぜんぜん平気。

 

ひさしぶりに今日の夕食のメニュー。

一昨日スーパーに行ったので、

今日はややリッチ。

 

【夕食】

・さつまいも炒め

・アジのひらき

・バナナ+リンゴ(ジャズ)+ブドウ(デラウェア)

・ミックスナッツ

 

いずれにしても、おなじような日が延々と続く。

たぶん生きているかぎり。

 

 

『際限のない詩魂』の中に、

夏目漱石のことが書かれていたので、

書棚から漱石の本を適当に取り出してみると、

次のような記述があった。

 

〈自己を表現する苦しみは

 自己を鞭撻する苦しみである〉

 (「文展と芸術」)

 

僕は毎日、文章と絵で、

いちおう〈自己を表現〉しているので、

そのことは身に染みるほどよくわかる。

 

といっても、最近になって、

身に染みているわけではなくて、

高校生のときに、

美大を目指すことになって、

嫌というほどデッサンを描いたので、

その頃から思い知っていることではあるのだけど。

 

おなじエッセイで、

漱石は次のようにも述べている。

 

〈芸術家たるべき資格は、みずから進んで

 徹底的におのれを表現しようとする

 壮快な苦しみに存する〉

 

これも似た見解。

このブログを〈みずから進んで〉書いて、

毎日苦しんでいる僕は、

間違いなく芸術家の資格がある。

ただ資格はあっても、

「芸術」レベルのブログは、

とうぜん書けないのだけど。

 

もうひとつ漱石の記述。

 

〈私はすべての人間を、毎日毎日恥を掻くために

 生れてきたものだとさえ考える事もある〉

 (「硝子戸の中」)

 

〈恥を掻く〉のを恐れないことも、

芸術家の資格だろう。

浅薄な「未来予想」をしばしば書いている僕は、

その点でも有資格者だ。

 

 

ということで、

今日も芸術的ブログにはならなかった。

いつものようにただ思いつくままに書いただけ。

 

というか今日は、

個人的すぎることばかり書いてしまい、

いつも以上に、

「閉じた」ブログになってしまった。

 

飛躍するために足踏みは必要だけど、

思いつくままに書く中で、

というかそのようにしか書けない中で、

さらに執拗に〈自己を鞭撻する〉しかない。