レジーナの契約更新選手、

最後の9名が発表された。

 

これで計27名。

長野に移籍した大内梨央選手を除いて、

全員が来季もプレーすることに。

これは意外。

 

試合に絡んでない選手が何名かいたので、

そのうちの1名か2名は、

チームを去るのではと思っていた。

 

今日の9名の中に、

わが柳瀬楓菜選手の名があった。

最後の発表ということで待たされたけど、

ひと安心。

 

ま、でも、彼女はチーム創設時に、

最年少で名門高校から入団した、

しかも彼女が高2高3のとき、

2年連続全国制覇していて、

高3のときはキャプテン、

という華やかな経歴を持つ、

そして入団後はボランチとして活躍し続ける、

レジーナの「顔」のひとりと言っていい存在。

 

いちばんの顔、

近賀ゆかり選手の後を継いで、

これからのレジーナを、

引っ張っていく選手にならなければいけない、

という自覚はあると思うし、

彼女がどこかへ行ってしまうなんてことは、

あり得ないはずだけど。

 

 

今日はカープでも動きがあった。

先だって左肩を手術した、

新外国人マット・レイノルズ内野手の、

契約解除が発表された。

 

彼の左肩はキャンプのときから異状があった。

ずっと良くならなかったし、

手術まで行ったとなると、

球団の決断も当然だろう。

 

契約時にメディカルチェックをしているはずなので、

彼と契約したのはスカウトのミス、

とはならないだろうけど、

いずれにしても、

ヒット1本も打たないで居なくなるなんて、

面白いというか拍子抜けというか、

古い表現で言えば、

キツネにつままれたような、

不思議な気分。

 

しかしこれで支配下枠が1つ空き、

計2つになった。

外国人野手がいなくても首位を走っているので、

レイノルズ選手の後釜は補強しないはず。

なので育成選手にとっては、

有り難い状況になったことになる。

 

ただ支配下契約するということは、

その選手に1軍で活躍する見込みがあるということ。

いま1軍の投手陣はメンバーが揃っている。

2軍にも出番待ちの投手が複数いる。

育成選手が割って入るスキはない。

 

育成の打者はまだみんな力不足。

なのでオフまで2枠を埋めない、

ということもあり得る。

 

しかし埋めたほうがチームに刺激をもたらす。

僕なら2枠とも埋める。

候補は前に書いたときとおなじ。

岡田明丈、杉田健の両投手。

次点は見当たらない。

 

 

『詩とはなにか』

 (吉本隆明/思潮社・詩の森文庫/2006)

を読み終えた。

 

巻末に載っている、

「吉本隆明詩論ガイドーー読書案内」

を読んでいると、

〈詩作行為とは自然現象のやうに瞬間的に明滅する

 僕らの精神の状態を持続し恒久化しようとする

 希求に外ならない〉

なんてことが書いてある、

「詩と科学の問題」をはじめ、

あれやこれや、たくさん読みたくなった。

 

ま、というより、僕は、

吉本隆明と付きあいが浅すぎた、

と残念に思った。

 

次は予定どおり姉妹篇の、

『際限のない詩魂』

 (同/同・同/2005)

を再読することにする。

というか、もう読み始めている。

 

 

『サミング・アップ』(行方昭夫訳)

に出てくる、

モームが若いときに、

自分の考えをもとに作った警句。

 

〈街角の警官に気をつけながら、自分の好みに従うべし〉

 

モームは当時から「自由人」を任じていたようで、

それは結構なことだけど、

若書きのせいか、

あるいは翻訳のせいもあるのか、

いずれにしても、警句にしてはまどろっこしい。

 

大文豪らしくなくて面白いと思った。