暑くなってきた。

 

ネットの天気情報を見ると、

わが居住地域は昼間30度越え。

たぶんマイルームも越えていたと思う。

 

寒暖計は持ったことがない。

数字に左右されたくない。

自分の肌感覚を大事にしたい。

とずっと思ってきた。

 

暑い日だったけど、

今季初めて、

ノースリーブのシャツと短パンという、

真夏仕様の部屋着を着て、

東西の窓を開けて風を通すと、

問題なく凌げた。

 

読書、お絵描きという昼間の作業も、

いつもどおり捗った。

 

ま、でも、今日ぐらいの暑さが、

限界かも知れない。

もう少し気温が上がり、

風が熱を帯びると、

体がヘバって食欲が落ちるはず。

 

そうなると命に関わってくる。

ビンボー人の敵、

エアコンにお世話になるしかない。

 

 

今日読んだ中で、

ネタとして扱えるのはこちら。

『サミング・アップ』(行方昭夫訳)の、

モームの記述。

 

〈自分の仕事が、大事なものではあるが

 束の間の価値しか持ち得ないのを、仕方ないと

 納得できるほど偉くなくてはならないのだ〉

 

これは文芸批評家について言っているのだけど、

あらゆるジャンルの、

クリエイターについても言える。

作品の命なんて短いのだ。

 

 

フランスの国民議会で、

〈「死の自発的幇助」を可能にする法律〉

の制定に向けて議論が行われている、

という記事を読んだ。

 

要するに余命いくばくもない患者が、

死を望めば、

医師が手助けしてもいい、

という法律だろうけど、

僕はもちろん(!)賛成する。

 

痛みがひどいとか、

吐き気のような症状が治まらないとか、

苦しい苦しい状態に置かれていて、

治癒する見込みがないのなら、

生きていたくないと思って当然だし、

そういう患者には、

「死を選ぶ権利」を与えるべきだと思う。

 

ちなみに18%の日本人が、

末期患者となった場合、

死を希望するとのこと。

 

希望しない人が82%もいるなんて、

僕は理解に苦しむ。

 

 

カープ2軍と、

「福山ローズファイターズ」

という社会人チームとの、

恒例の練習試合が行なわれた。

 

その試合を広島のテレビ局が、

今年もYouTubeでライブ配信した。

 

去年もそうだったと思うけど、

カメラはネット裏とセンター後方の2台。

どちらも固定画像。

 

投手が投げるときは外野席の、

打球が飛ぶとネット裏のカメラで写す。

 

前者は野球中継では、

スタンダードな画像なので問題ない。

しかし後者は打球がどこへ飛んでもいいように、

グラウンドのほぼ全体を画面に入れているので、

選手もボールも小さすぎて、

何がなんだかわからないのだ。

 

予算がないので、

仕方なくそんなお粗末なスタイルで、

放送しているのだろうけど、

シロウトじゃないんだから、

もっと工夫しなさいよ、

と言いたくなる。

 

解説者もひどかった。

滑舌が悪すぎて、

聴きとりにくいなんてもんじゃない。

 

カープOBで現ローズファイターズGM。

肩書的には適任だけど、

アナウンサーひとりのほうがよほどいい。

 

僕はリアルタイムでは観なかった。

観れば何もできなくなってしまう。

 

今日はコマ切れの投手リレー。

夕食のとき投手の、

投球内容だけチェックした。

 

みんな夜明けは遠くない。

しかし遠くないからといって、

明けないかも知れない。

 

明けない選手を大勢見てきた。

仕方ない。

光が射すのは少数の選手だけ。

多くの選手は闇の中で、

もがき続けたまま消えていく。

 

いつも今いる選手は、

誰も消えてほしくないと願うけど、

その願いが叶うことはない。

 

若い選手を応援するのは楽しい。

しかし歯痒さ、悲しさ、虚しさ、無念さを、

感じることのほうが多いかも。