このところサッカーのことばかり、
書いているような気がする。
自分が扱えるネタは限られているとはいえ、
できれば似たようなネタは、
続けて採り上げたくない。
そのことは前にも書いたけど、
今もおなじ気持ち。
しかし今日は僕的に、
大きいニュースがあったので、
まずそれについて書く。
レジーナユースが、
初めてセレクションをすることになったのだ。
ついに本格的な活動が始まる。
ファンとしては大きな喜び!
応募資格は誕生日が、
2006/4/2〜2010/4/1。
つまり高3〜中3生が対象。
来月から9月にかけて、
4回の選考日が設けられている。
今ユースは5名が在籍している。
高3生1名、あと4名は高1。
高1の1人は、中1生のみ採用した、
2年前のジュニアユースの立ち上げメンバーに、
中2生でただ1人選ばれている。
つまり彼女には1学年下に妹さんがいる。
優秀な姉妹なので、
クラブは特別に2人とも採用したのだ。
他の4人がどういう経緯で、
メンバーになったのかはわからない。
ところでわずか5名しかいないけど、
広島県サッカー協会主催の、
U-18のリーグ戦などに参加している。
つまり普通はあり得ないけど、
中3メンバーが加わって、
頭数をそろえているのだ。
その代わりジュニアユースのチームは、
中1中2メンバーで編成している。
しかし「若々しい」チームだからといって、
バカにしてはいけない。
一昨日のそのリーグ戦では、
沼田高校を何と21-0という、
信じられないスコアで下している。
こないだ天皇杯で11点取った、
男子トップチームも恐れ入る「偉業」。
ま、何にしても、
ユースからトップ昇格する、
選手が現れる日は近くなった。
できればその日まで寿命があってほしい。
サッカーネタをもうひとつ。
こないだふと思い出した。
僕の母校の高校は、
僕が在籍したころは、
サッカーの名門校と言われていたのだけど、
日本代表監督を何と2人も輩出しているのだ。
もちろんフル代表。
日本サッカーは最初の東京五輪に向けて、
西独からデットマール・クラマーさんを、
コーチとして招聘した時から本格的に始まっている。
そのときの監督も広島出身の、
長沼健さん(1930〜2008)。
しかし彼は僕と同窓ではなくて、
広大附属OB。
そのあと3人の広島県人が就任している。
順に書くと、
1979〜80下村幸男さん(1932〜)、
1981〜85森孝慈さん(1943〜2011)、
1986〜87石井義信さん(1939〜2018)。
石井さんは福山葦陽。
あと2人が僕の先輩にあたる。
長沼監督以前のことは調べてないけど、
以後2人というのは他にない。
すごいことだと思うのだけど。
しかしすごいからといって、
母校自慢をしているわけではない。
思い出したので事実をただ書いただけ。
僕は広島に大勢いる、
母校自慢をする人間の気が知れない。
今日の言葉。
〈芸術家は唯一の自由人である〉
『サミング・アップ』(行方昭夫訳)の中で、
モームが述べている。
またまた個人的なあまりに個人的な、
感想になってしまうけど、
自由人として生き続けるのは、
むずかしいことだ。
しかし美術家の端くれの僕も、
心だけは自由人でずっと生きてきた。
もうひとつ引用しよう。
〈芸術の創造は、それを行なうこと自体で満足を得る
特殊な活動である。創造した芸術の良し悪しは
どうでもよいのだ〉
もう1度、個人的すぎる感想。
このブログは芸術ではないけど、
書けば苦しみながらも〈満足を得る〉し、
何とか完成させて送稿すると、
もう〈どうでもよい〉と、
僕もいつも思っている。