21:00からプレミア公開の、

土曜日のヴェルディ戦のINSIDEを観た。

相変わらず公開時刻が遅い。

 

今回はザルツブルクに移籍する、

川村拓夢選手のラストゲーム、

ということで感動的。

 

夜がだいぶ更けてから、

川村選手がチームを離れた、

と公式発表されたので、

INSIDEに映っている、

試合後に彼がグラウンドに居る段階では、

会場のファンは、

まだその情報を知らなかったはず。

 

しかし彼が涙を流すところや、

満員のスタンドに1人向かって、

深々とお辞儀するところなどを見ると、

ラストゲームだったことは明らか。

 

会場のファンの何人かが、

彼の欧州行きは間違いない、

とすぐにXなどに書き込んだのも、

当然だろう。

 

川村拓夢選手は、

サンフレッチェのユースからの昇格組。

 

しかしトップチームに1年籍を置いただけで、

J2愛媛にレンタルされた。

そこで3年、武者修行。

スキッベ監督1年目の2022年に帰還すると、

しばらくしてレギュラーの座をつかみ、

以後、チームの大黒柱として活躍、

日本代表に選ばれるまでに成長した。

 

昇格組ということでエリートではあるけど、

レンタル3年は長い。

よく頑張ったと思う。

 

川村選手の長所は、

何といっても素晴らしいパワー。

 

2022年の年間ベストゴールに選ばれた、

ハーフラインの手前から、

豪快に蹴り上げたシュートが、

相手チームが全員攻め上がっていたために、

無人になっていたゴールマウスに、

直接吸い込まれたシーンを、

忘れることはできない。

 

あと、関係ないけど、

前回のINSIDEにも今回のにも、

レジーナの前監督、

いまは男子トップチームのコーチを務める、

中村伸さんが映っている。

 

まだ違和感を覚える。

 

 

今日、気になったニュース。

 

日赤名古屋第2病院の若い医師が、

誤診したことで、

16歳の男子高校生が亡くなったこと。

 

腹痛、嘔吐症状を訴えた高校生は、

正しくは十二指腸が血管と血管の間に挟まれて閉塞する、

上腸間膜動脈症候群(SMA症候群)だったわけだけど、

急性胃腸炎と診断したことで、

ほどなく命を絶たれたとのこと。

 

16歳!

可哀相すぎる。

 

記者会見した病院関係者は、

CT画像の分析と、

脱水症状の評価が不適切だった、

と述べている。

 

専門的なことはもちろんわからないけど、

僕がお世話になっている病院では、

CT画像の分析は、

必ず複数の先生が行う。

 

若い医師ひとりに任せたのは、

やはり間違いでは、

と思わないわけにいかない。

 

僕が胃がんになったときは、

複数の胃腸の専門医のほかに、

病院一の画像分析専門医が、

すべての写真を見てくれた。

 

それでも胃に腫瘍があり、

リンパ節にも異常が見られることは、

ハッキリしているけど、

それが胃がんなのか悪性リンパ腫なのか、

他の臓器にも転移しているのかいないのか、

お腹を開いてみないと、

わからないということだった。

 

肝臓がんのときもそうだ。

たしかに直径1センチの腫瘍はある。

しかし良性なのか悪性なのか、

判断できないということだった。

 

僕は直感で、

手術したほうがいいような気がしたので、

その旨、先生に伝えた。

 

で、切除し分析してみると、

癌だと判明し、

胃からの転移ということも明らかになった。

 

癌とその青年の病気と、

単純に比較はできないだろうけど、

そもそもCTもPET検査も完璧ではない。

若い医師に丸投げするなんて・・・

と思わないわけにいかない。

 

 

僕が名古屋に住んでいたとき、

その病院の近くの、

イオンによく買い物に行った。

 

行きも帰りも、

たいていその病院の前を通った。

そのこともあって、

そのニュースが気になった。

 

 

と書いてきて別の記事を読むと、

若い医師は1人ではなく2人だったとのこと。

何と言っていいか・・・