S広島レジーナ中村伸監督の、

今シーズン限りでの退任が発表された。

 

去年、WEリーグ杯優勝のとき載せた絵だけど、

もう1度。

 

レジーナ創設1年目(全11チーム)が6位。

2年目(同)が5位。

3年目(12チーム)の今季(2023〜24)も5位がほぼ確定。

今季のWEリーグ杯も制覇した。

 

成績は悪くない。

退任となったのは3季契約で延長はナシ。

たぶん最初からそう決まっていたのでは、

という気がする。

 

それでも監督の手腕に非凡さが認められれば、

クラブも延長をお願いしただろうけど、

才気あふれる印象は、

多くのファンも受けていない。

 

ファンはワクワクするような、

采配と試合を期待している。

来季はぜひともその期待に応えてくれる、

監督であってほしいと思う。

 

レジーナの来季について語るのは、

時期的にまだ早いけど、

この春高校から加入した、

ファンタジスタ早間美空(みく)選手をはじめ、

有能な選手が揃ってきている。

 

とにかく「出来る」監督を選んでほしい。

 

 

カープのドラ1常廣羽也斗投手が、

2度目の登板をした。

 

相手チーム、オリックスの公式チャンネルに、

動画があったので全投球を観てみた。

やはり常廣投手は気になる。

 

成績は先発して3回を投げ、

球数73、安打3、本塁打1、三振2、四球5、自責点2。

 

球数、四球数を見ればわかるように制球難。

 

ストレートは何球か150キロを記録したし、

本塁打は風がなければセンターフライだし、

安打も多く打たれたわけではない。

しかしこれだけ荒れると1軍ではとても使えない。

まだ時間がかかりそう。

 

ただチーム的に考えると、

いまは投手陣が充実している。

必ず誰かが離脱する勝負どころの夏場に、

間に合ってくれれば問題ない。

 

 

『サミング・アップ』(行方昭夫訳)は、

文章についていろいろと勉強になる。

 

〈詩はバロック芸術である。バロック芸術は悲劇的だったり、

 重厚だったり、神秘的であったりする。根源的である。

 深味と洞察を必要とする〉

〈散文はロココ芸術である。力よりも趣味を、霊感よりも礼節を、

 威厳よりも元気を必要とする〉

 

僕が目指しているのは、

何度も書いているように「詩的散文」。

詩と散文をうまく融合させたいのだけど、

この説明を読むと、

あらためて無謀な企てに思える。

 

〈単語には重さ、音、外見がある。これらを検討して初めて、

 見た目によく、聞いて心地よい文が書けるのである〉

〈明快で、簡潔で、音調よく、さらに元気よく

 書くことが出来れば、完璧である〉

 

僕もそのような完璧な文章を書きたいけど、

いまのところは無謀な願い。

 

〈不自然でもなければ陳腐でもなく、まさにピッタリの

 単語や語句が自然に念頭に浮かんでくるような幸運に

 私はめったに恵まれない〉

 

こちらはサマセット・モームが、

謙遜しているとしか思えないけど、

僕の場合はそういう幸運には、

ハナから縁がない。