一昨日、読書用のメガネのツルが折れた。
修復は不可能。
買わないといけない。
いまの視力になって、
4度アマゾンでおなじものを買った。
2,000円ちょっとの安物。
とうぜん壊れやすい。
そのせいかその商品はもう売っていない。
アマゾンのサイトで、
「シニアグラス 4.0」と入力すると、
商品がたくさん表示される。
いくつか検討してみた。
しかしどれにも心が動かない。
安くて申し分ない。
そんなものはないのだから、
動かなくて当たりまえではあるけど、
今回はなぜか買う気が起きないのだ。
なので値が張るけど、
これまでにいずれも必需品の、
外出用メガネ3個と補聴器1個を買った、
メガネ店に注文することにした。
もういくらも生きられない。
ゼイタクかも知れないけど、
読書用メガネも必需品。
というか僕の最重要な「商売道具」のひとつ。
多少高くても、ま、いいか、
と自分を納得させた。
で、メガネ店に電話して、
お世話になっている店長を、
呼び出してもらおうとすると、
何とこの春、転勤したとのこと。
まいった。
ま、でも、ネガティブに捉えてはいけない。
新しい店長との素敵な出会いが待っている。
『散歩哲学』の次は、
『リルケ 人と思想161』
(星野慎一+小磯仁/清水書院/2001)
を読むことにした。
『伊東静雄 近代日本詩人選18』
(杉本秀太郎/筑摩書房/1985)
と迷ったけど、
僕は伊東静雄を「神」と崇めたことはない。
リルケはある。
それでリルケにした。
リルケを勉強し直すとなると、
ともに若い頃に全集を買った、
あと2人の「神」、
ボードレールとランボーも、
放ってはおけなくなる。
しかし欲張るのは最悪。
ひとつのことに愚直に取り組んでいかないと、
高齢の僕に収穫はもたらされない。
いま机の上に、
僕が持っているリルケの本を、
すべて並べている。
この状態で上記の本をこれから読んでいく。
というか、今日から読み始めている。
今日は小磯仁さんによる、
「序論 リルケと星野慎一」を読んだ。
そちらはその本を単独で執筆していた、
星野慎一が完成間近に亡くなり、
バトンを受け継いだ小磯さんが、
星野とリルケとの関わりを、
初源から明らかにしておいたほうが、
本文の理解が深まるはず、
という理由で書き添えたもの。
それはいいのだけど、
その序論はセンテンスがやたら長いのだ。
いま僕もすぐ上に、
そのような文章を書いたけど、
ずっとその調子なので、
意味を読み取るのに骨が折れてしまうのだ。
吉田健一や蓮實重彦さんのような達人は別。
凡人はやはり、文章は簡潔にしないといけない。
とあらためて痛感した。
昨日、内田湘大選手が今季もまた打てない、
と書いたら、
今日、本塁打を打った。
真ん中の甘いストレートだけど、
スウィングスピードが素晴らしい。
これから良くなるかも。
ちなみに彼の今日現在の打撃成績は、
87打数14安打2本塁打、打率.161。
昨日は書かなかったけど、
内田選手と一緒にこの1月、
鈴木誠也選手に弟子入りした、
3年目高木翔斗捕手も打棒が振るわない。
今日も2打数ノーヒットで、
通算29打数2安打0本塁打、打率.069。
師匠のせいではないと思うのだけど。