昨日の村上春樹さんの好きな街3つ。

ボストン以外の街も書くべきだった、

とあとで思った。

 

あと2つは、

ストックホルムとシドニー。

 

僕はボストンとおなじく、

北欧にも南半球にも行ったことがないので、

どちらの街もまるでわからない。

 

面白いのは、

〈ストックホルムの地下鉄では乗客のほとんど全員が

 携帯電話で話をしていて、シュールレアリスティックだった〉

という感想。

 

そのインタビューは2004年。

めずらしい光景だったのだろう。

僕は当時の携帯事情は忘れてしまっているけど、

その光景を初めて見れば、

当然おどろくと思う。

 

いずれにしても、今の日本は、

もっとシュールになっている。

乗り物の車内だけでなく、

街なかにおいても、

携帯電話で話をする人はごく少数。

たいていは高齢者かビジネスパーソン。

若い人はひたすら画面を注視している。

 

 

こないだフルーツばかりを、

15年も食べ続けている、

中野瑞樹さんの生きかたに感心したので、

今日スーパーで、オーストラリア産の、

「種なし赤ぶどう」というシールが貼られた葡萄と、

ニュージーランド産の、

「ブリーズ」という種類の林檎を買ってきた。

 

ニュージーランド産の林檎は、

僕の知る限りでは、

ふつう6月から店に並ぶので、

見かけたときは驚いた。

 

「赤ぶどう」は文句なしに美味しかった。

「ブリーズ」は僕の大好物の、

やはりニュージーランド産の「ジャズ」より劣るけど、

とりあえず合格点。

 

今日の夕食は他に、

バナナ、トマト、全粒粉チャパティ。

 

いまのところ朝食の焼飯はゆずれないけど、

夕食はチャパティなどやめて、

フルーツ系だけのほうが快適かも、

と思った。

 

 

ひさしぶりに「美術手帖」の、

公式サイトをひらいてみた。

 

「Beautiful Japan 吉田初三郎の世界」

 (府中市美術館/2024.05.18〜07.07)

 

という展覧会の案内が目に留まる。

吉田初三郎(1884〜1955)は鳥瞰図絵師。

 

どこかで見たことがあるような絵だ、

と思ったけど、

彼の名は記憶になかった。

とにかくデフォルメの才能ありすぎだし、

絵も素晴らしいの一語。

 

彼の洋画の師匠、

鹿子木孟郎(かのこぎ・たけしろう/1874〜1941)

の絵も検索して見てみた。

 

この人も絵の達人。

「ブルターニュの風景」(1920/43×27cm)

という水彩画に癒される。

ちょっとだけ構図に注文をつけたいけど、

透明水彩の魅力があふれている。

 

 

今日はサンフレッチェとレジーナの試合があった。

男子はアウェイ、女子はホーム。

 

こないだ、おなじパターンだったとき、

ピースウィングの近くで、

男子のパブリックビューイングをするという、

「暴挙」が敢行されたわけだけど、

反省したということだろうか、

今日は行われなかった。

 

そのせいもあってか今日の観客は3,978人。

まずまずの入り。

そのせいもあってか2-0で長野を圧倒した。

 

ゴールを決めたのは2点とも、

現在チーム得点王、日本代表の上野真実選手。

彼女はゴールチャンスがきても、

あたふたしない。

心に余裕があるので、

つねに最良のプレーができる。

プロフェッショナルな選手だと思う。

 

 

男子は1-1で新潟と引き分け。

退場者を出して1人少ない相手に、

最後の最後に、

追いつかれて勝ちを逃がすという最悪の展開。

 

しかし地獄を見たので、

これで吹っ切れる気がする。

 

5/6(月・祝)の名古屋戦に勝って、

そのあと2つ3つ勝って、

そこで勢いが落ちて無敗記録が止まる。

といつものように、

大胆に予想しておこう。