昨日、「キャベツ+塩+胡麻油」が、

自分的にはもうひとつだった。

 

そこで今日は、

これなら問題なく美味しいはず、

と思うものをこしらえてみた。

 

キャベツは昨日とおなじ千切り。

それに棒状にカットしたニンジンを混ぜて、

コチュジャンをからめる。

 

食べてみるとやはり問題なかった。

コチュジャンは以前、

よく納豆に混ぜていたけど、

有能すぎるサポート要員。

 

夕食は他に、

全粒粉チャパティ、バナナ、シシャモ。

 

 

それはさておき、ひさしぶりに、

柚木沙弥郎さんの公式サイトを開いてみると、

何と今年の1月に亡くなっている。

 

1922年生まれなので、

仕方ないとは思ったけど、

柚木さんの仕事には大きな刺激を受けた。

「偉大な師」との別れは、

やはり悲しいし淋しいし辛い。

 

ネットで検索すると、

3年前の朝日新聞の記事に、

柚木作品は、

〈素朴なのに洒脱、カラフルなのに渋くて上品〉

と書かれている。

 

そのとおりだと思う。

〈素朴〉〈カラフルなのに渋〉いのは持ち味。

〈洒脱〉〈上品〉なのは美的センスが優れているから。

 

色彩に関しては、

その特徴的路線における、

最上級の色感の持ち主と言える。

 

形態に関しては、

個性的なフォルムで、

独特のデフォルメがなんとも素晴らしい。

 

あと、大胆な構成も魅力的。

 

 

柚木沙弥郎さんの偉大さは、

自分とつねに徹底的に対峙して、

制作にあたったことから生まれている。

 

ふつう美術を学ぶと、

平面作品にも立体作品にも、

約束事があるので、

制作する際、どうしてもそれを、

気にしないわけにいかない。

 

もちろん気にしないと、

気にしないことはたいてい作品に現れるし、

時に重大な欠陥が生じることにもなる。

 

しかし柚木さんの場合、

そのことがわかったうえで、

自分の「内なる声」に耳を澄まし、

その声に素直に、そして断固として従い、

心の底から湧きあがってくることを、

躊躇なく表現しているのだ。

 

優先順1位はかならず内なる声。

 

口で言うのは簡単だけど、

「言うは易く・・・」だ。

 

 

サンフレッチェは2-2で川崎と引き分け。

10戦負けなしはチーム新記録。

順位は首位と勝点1差の3位。

 

大橋・加藤両選手の得点シーンだけ観た。

あと、夕食中ずっと、

サンフレッチェファンの、

ネットの書き込みを読んだ。

監督の試合後のコメントも読んだ。

 

負けなしは立派だけど、

こないだの奈良クラブとの試合で、

圧勝したことが弾みにはならなかった。

 

外国人2選手が復帰して攻撃力が増したものの、

依然、勝ち切れない、

モヤモヤした状態が続いている。

1度負けたほうがいいのかも知れない。

 

良かったのは前試合まで、

無得点だった加藤陸次樹選手が、

ようやく初ゴールを決めたこと。

 

これはもう明るい材料。

彼がトンネルを抜けたことで、

何だ、問題はそこにあったんだ、

というふうになることも考えられる。

 

いずれにしても、勝てないことで、

不満MAXのファンが大勢いるけど、

シーズンはまだこれからなのに怒りすぎ。

 

戦力からいって、

とうぜん夜明けは訪れるはずだし、

僕はその時を静かに待っている。