泌尿器科。
「この数ヶ月、横ばいです」
「次回、検査します。
今日はいつものように薬だけにしておきます」
「わかりました。ありがとうございます」
やりとりは今回も簡潔。
薬もまたまた5週分。
前立腺肥大症は症状が出たり出なかったり。
治りそうで治らない、
という状態が続いている。
老人病なので完治することはない、
と観念しているけど、
どこまでもこの状態が続くと思うと憂鬱になる。
それほど嫌な症状。
帰途、スーパーに立ち寄った。
着色してないイカの塩辛が、
あれば買おうと思っていた。
今日のターゲットのひとつ。
着色してあるのは気味が悪い。
1度も買ったことがない。
目的の塩辛は1商品だけ売られていた。
しかし、やたら値が張る。
ひさしぶりに食べたかったけど、
あきらめるしかなかった。
着色した商品はいくつかあった。
買うつもりはなかったけど、
その1つにどういうわけか手が伸びた。
貼ってあるシールを見て驚いた。
着色料「紅麹」とハッキリ印刷されているのだ。
僕は「紅麹」騒動のことは詳しくない。
ネットで知ることは知ったけど、
自分とは関係ないことと直感したので、
関連記事を1度も読んでいない。
死者が出たことは知っている。
それでも売り続けるのだろうか。
僕はどういうことなのかわからなかった。
ちなみに今日立ち寄ったのは超大手スーパー。
お気に入り商品はないけど、
品数が豊富なので、
僕はときどき足を向ける。
帰宅してサンフレッチェの、
公式サイトを覗くと、
ユース生2名がプロ契約締結、
という記事が掲載されている。
こちらも驚いた。
これで去年契約した選手と合わせて、
3名の高校3年生が、
トップチームに在籍することに。
最近では異例。
というか僕は東洋工業時代から、
サンフレッチェのファンだけど、
熱烈に応援しているのは、
スキッベ監督になってからなので、
過去にもあったのか、
なかったのかわからない。
選手の名前を書こう。
去年、高校2年生でプロ契約したのは、
MF中島洋太朗選手。
お父さんもサンフレでプレーしていた。
彼は一昨日の試合でついにデビュー。
出場時間は短かったけど、
スキッベ監督もプレーの質の高さを評価している。
今日の2人は、
DF木吹翔太(こふぃ・しょうた)選手、
FW井上愛簾(いのうえ・あれん)選手。
中島選手は広島出身だけど2人は県外。
木吹選手は金沢。
井上選手は川崎。
地元の人がユースから、
トップ昇格するのもうれしいけど、
県外から広島ユースに憧れてやって来た人が、
あの辺鄙な吉田の地で成長し、
プロになるのはもっとうれしい。
それに正確な情報は得てないけど、
2人とも名前からしても、
顔つきからしても、
明らかにハーフ。
こないだ加入が決まった、
早大のGKヒル袈依廉(かいれん)選手もそうだし、
純和風じゃない選手が増えるのも、
うれしいし楽しいことだ。
そう言えばレジーナにも、
北朝鮮U-17元代表、
李誠雅(り・そんあ)選手が加入した。
彼女はまだベンチ入りもしてないけど、
やはり活躍が楽しみ。
中島選手が有能なのは知っている。
今日の2人に関しては、
まだほんのちょっとしかプレーを見ていない。
デビューが待ち遠しい。
最後に今日の言葉。
〈ぼくは子どもをもつ必要がない。なぜかというと、
ぼくはぼくの息子であり、孫であり、
父親であるから・・・。(略)自分が自分自身の親であり、
息子である、そういう絶対的な存在として、
時間も空間も超えた絶対感で生きるべきだ〉
(『自分の中に毒を持て』岡本太郎/青春出版社/1988)
心に刺さる言葉だ。
僕も別の理由で子どもはつくらなかったけど、
それを説明すると長くなるので、
いまは書かない。
というか1度書いた記憶がある。