マリリン・モンロー。

 

 

昨日、話題にしたあと、

1度描いたことがあったような気がした。

そこで調べてみるとやはり描いていた。

 

日付けは3年前の春。

肝臓に腫瘍が見つかり、

抗がん剤治療が始まった頃だ。

 

いま眺めると、

いまよりもっと筆づかいがぎこちない。

「目指せベラスケス!」

の方針のもとに、

腕をみがいてはいるけど、

このぎこちなさが僕の資質だし、

流麗になりすぎても、

つまらないように思えてくる。

 

 

「若き詩人への手紙」を今日も読んだ。

腕に刻みたくなる文章を今日も引用しよう。

 

〈今はあなたは問いを生きて下さい。

 そうすればおそらくあなたは次第に、

 それと気づくことなく、ある遥かな日に、

 答えの中へ生きて行かれることになりましょう。〉

 (高安国世訳)

 

それまでひたすら能天気に生きてきた僕は、

癌になって死と向きあうことになり、

さすがに襟を正さないわけにいかなくなった。

 

それから1年が経ち、

4年前にこのブログを書き始めたことで、

よわい68歳にして、

ついに「若き詩人」になったのだ。

 

やがて立派な詩人になりたい、

という話ではない。

 

どこまでも未熟な書き手でかまわない。

〈ある遥かな日〉が訪れる保証がなくても、

〈問いを生きて〉いきたい、

と思うようになった、と言えばいいか。

 

 

サンフレッチェの、

15日(月)から始まった1次キャンプが、

今日で終了した。

 

来週29日(月)から2月6日(火)まで、

9日間の2次キャンプが終わると、

10日(土)は「エディオンピースウィング広島」の、

こけら落としガンバ戦。

 

新スタジアムの開業なんて、

遠い先のことだと思っていたけど、

もう何日もない。

またまたウソみたいに速い、

時の流れを実感する。

 

 

1次キャンプは全体としては順調だったようだけど、

ひとつ残念だったのは、

先日僕が今季のキープレーヤーとして名前を挙げた、

マルコス・ジュニオール選手が、

ふくらはぎのケガで離脱してしまったこと。

 

彼は前のチームでもケガが多かったようだし、

去年サンフレッチェに来てからも、

体調が整った期間が短かった。

今回は2週間程度で復帰できるようなので、

まだ何とも言えないけど、

期待しすぎないほうがいいのかも知れない。

 

ま、でも、彼が出れなくても、

1、2列目は激戦区だし、

大きな穴が開くわけではない。

昨季、満田誠、塩谷司両選手が、

いなかったときのような、

苦しい状況にはならないはず。

 

 

新しいシーズンになると、

当然ながら新戦力が気になる。

しかしサンフレッチェはカープと違って、

広島のテレビ局もあまり報道しないし、

情報が少ないのでもどかしい。

 

クラブはキャンプレポートの動画を、

毎日アップしている。

 

いまの時代、当然のサービスとはいえ、

有り難いことだけど、

その動画では、

トレーニングマッチの出場メンバーが、

何となくしかわからない。

新加入選手の起用のされかたが知りたいのに、

ほぼ藪の中。

 

メンバーくらい公表しても、

何も問題ないはずだけど、

なぜかいつも非公開。

ほんと不愉快。

 

「死を思え(メメント・ モリ)!」ではなくて、

「ファンを思え!」と言いたい。