皇后杯準決勝レジーナと浦和との試合を、

テレビでフル観戦した。

今日は観戦記。

 

今年テレビをつけるのは初めて。

去年はたしか3試合、

サッカーを観たときだけテレビをつけた。

今年もこのままいけば、

サッカー以外でテレビを観ることはなさそう。

 

今日は大して意味のない解説や、

かまびすしい場内の音を聞きたくないので、

消音にして観た。

 

なのでその点では快適だったけど、

相変わらず、プレーが途切れると、

すぐに選手や監督の、

アップ画面になるのには閉口した。

 

しかもプレーが再開しているのに、

アップ画面のまま、というケースも、

いつものように数えきれないほど。

 

そのほうが楽しい視聴者もいるだろうけど、

選手らの表情が観たいのではなく、

サッカーというゲームが観たい僕としては、

ほんと勘弁してほしいと思う。

 

毎回、もう観るものか、

という気持ちになるけど、

女子も男子もサンフレッチェの、

試合の放送は少ないので、

あればつい観てしまう。

 

 

試合は3-3でPK戦になり、

3人目4人目が外して2-4で敗れた。

 

しかしいちばんの敗因は、

2人が外したことではなく、

代表選手の多い相手との「力の差」だ。

 

0-2から2点取って追いついた。

途中からずっと良いムード。

しかし勝ち越すことはできず延長戦に。

 

そして延長戦に入ってすぐに勝ち越して、

勝利をほぼ手中にしたのに、

最後にスキを突かれて、

追いつかれてしまった。

 

有利な状況が長く続いたのに、

結局ねじ伏せられなかったのだ。

 

要するに健闘したものの、

万全ではなかった相手の「底力」に跳ね返され、

最後の一線を越えることができず、

力が尽きてしまったのだ。

 

 

PK戦は3人目、わが柳瀬楓菜選手のミスで、

「勝負あり」となった。

 

2人目までは両チームとも文句なし。

3人目、先攻の浦和の選手が、

これまた文句なしに決める。

そして柳瀬選手の番になった。

 

彼女は左下隅を目がけて蹴った。

しかしボールに勢いがなく、

キーパーにあっさり止められてしまった。

 

彼女には迷いがあったのだと思う。

先だってのWEリーグ杯決勝のPK戦のとき、

左に蹴るつもりだった彼女は、

キーパーが左に動くのがわかったので、

咄嗟に右に蹴った。

 

右上にうまく決まったけど、

もう少しでバーを越えてしまう、

危なっかしいシュートだった。

 

彼女からすれば、一瞬ヒヤリとする、

言ってみれば「悪夢」の体験。

その悪夢が今日よみがえったのだと思う。

 

右に蹴りたいけど、

こないだのようには、

うまくいかないだろうな。

やっぱり左のほうがいいかな。

 

彼女はそんなどっちつかずの気持ちで、

臨んだのではという気がする。

 

 

相手のPKはいずれも見事だった。

4人目の選手も難なく決め、

レジーナは4人目も外して、

長い戦いは決着した。

 

しかし4人目のミスで、

負けが確定したわけだけど、

「負」の流れを作ったのは柳瀬選手。

彼女のミスのほうが決定的だった。

 

とはいえ彼女の責任は大きくない。

延長戦が終わった段階で、

レジーナの負けは決まっていたのだ。

 

 

試合が延長戦・PK戦にもつれ込んだことで、

3時間もテレビを観ることに。

 

負けたものの、

プレー以外の画面に閉口したものの、

レジーナの試合が観れて、

とりあえず満足したけど、

おかげで時間がなくなって、

本が読めなくなった。

明日は今日の分まで読まなくては。

 

 

「Bappa Shota」チャンネルの、

新作がアップされたので観てみると、

今年の動画は、期待していた、

メキシコからではなく、

フランスから始まる様子。

 

知らないことが多いメキシコのほうが、

僕的には良かったけど、

もちろんフランスについても、

知識なんてロクにない。

 

翔太さんの「探訪」が楽しみだ。