今年の年賀状。

 

 

地面の下の横長のホワイトスペースに、

「賀正2024」と住所と名前が入る。

「賀正2024」だけ赤字。

 

去年の年賀状も載せたので、

今年も載せることにした。

載せないと恥をかくのを恐れたようで、

気分がよろしくない。

 

去年、この年賀状について少し書いたけど、

今日あらためて書くことにする。

 

今年のテーマは、

最近すごく興味のある「仮想現実」。

 

テーマは難なく決まった。

決めるとき、

「この世界は仮想現実」

という考えが頭を支配していたので、

迷うことはなかった。

 

そして、そのあと、

どういう絵にするか、となったときも、

決定案の絵のイメージがすぐに浮かび、

ま、そんなんでいいか、

と思ったので、

他にアイデア出しはせず、

それで行くことにした。

 

表現である以上、

テキトーに片付けることは許されないけど、

そうはいっても「たかが年賀状」。

あまり時間をかけてもしょうがない。

「真剣」というステージから、

転げ落ちないように気をつけて、

スピーディーに作業したほうがいい。

 

絵の問題点はいろいろとある。

いちばんは最大の見せ場である、

龍の顔が龍らしくないこと。

それから街並みの建物のカタチに、

変化が乏しいこと。

 

雲ももっとホンワカとさせたいし、

建物のどれかに、

「寿」や「辰」の文字も入れたかった。

富士山ももう少し小さいほうがサマになる。

 

描き終わった絵を観て、

そのへんのことが気になったけど、

まあまあの出来だな、

修正し始めるとキリがない、

と思ったのでそれで完成ということにした。

 

修正しなかったのは、

ハガキに直接ペンで描いたわけではなくて、

iPadminiのアプリを用いたので、

簡単に修正できるのだけど、

「目指せベラスケス!」

というスローガンを掲げている以上、

フリーハンドで描いて、

タッチの生きた1発決めの表現にしたい、

という願望が、

今年はとくに強かったせいもある。

 

もちろんおのれの実力を踏まえない、

身の程知らずの姿勢だけど、

当然ながら恥を忍んで、

チャレンジしなければ道は開けない。

 

 

サンフレッチェは早くも対外試合。

相手は宮崎産業経営大学。

九州では強豪校のようだ。

 

45分×2でスコアは10-0。

移籍加入の大橋祐紀選手がハットトリック。

 

この時期なので、

実力差のありすぎるチームでも、

実戦の感覚をよみがえらせる、

という意味においては試合をする価値があるし、

点は取れるだけ取ればいいと思う。

 

試合のハイライトを、

広島のテレビ局のYouTubeチャンネルで観た。

 

最も印象的だったのは、

昨オフ愛媛から加入後、

すぐに水戸にレンタルされて、

1年修行したのち今季復帰、

というよりサンフレで初めてプレーすることになった、

小原(おはら)基樹選手のドリブルの素晴らしさ。

 

マルコス・ジュニオール選手ほど華麗ではないけど、

上級のテクニック。

 

どういうタイプの選手なのか、

まったく知らなかったけど、

キープ力のある選手は僕の好み。

いっぺんに気になる存在になった。