レジーナ優勝の余韻が消えない。

 

去年、男子チームが、

ルヴァン杯を制覇したときもそうだった。

 

「獲るじゃろ、頂点(テッペン)」

が実現すると、

うれしさもあるけど、

夢見心地のような不思議な心理状態になる。

 

 

今回の驚き、その1。

 

ネットに書いてあったので、

確認してみたのだけど、

「サンフレッチェ広島レジーナ」

をGoogleで検索すると、

なんと数発「花火」が上がるのだ。

 

ファンとしては、

たいへん気分がよろしい。

 

 

今日の驚き、その2。

 

「大本営」中国新聞の第1面に、

レジーナ優勝の記事が堂々と掲載されたこと。

 

中国新聞はレジーナに関して、

初めからなぜか扱いが良くない。

 

初年度(2021〜2022シーズン)の総括記事なんて、

立ち上げたばかりの寄せ集めチームが、

11チーム中6位と健闘したのに、

上位ではないということで、

批判的な内容だった。

 

最近も小さな記事ばかり。

 

なのですごく意外に思った。

 

 

サンフレッチェのオフィシャルマガジン、

「紫熊倶楽部」の、

中野和也編集長のXを覗いてみた。

 

MVPはGKとのこと。

昨日書いたけど僕とおなじ。

当然だろう。

 

わが柳瀬楓菜選手については、

〈最後まで身体を張り続け、素晴らしいPKを決めた

 柳瀬楓菜。彼女の献身にも拍手を。〉

とのこと。

こちらも同意する。

 

僕は最近、

「box to box」

という自陣のPAから相手のPAに至る、

広いスペースでハードワークし、

攻守に貢献する能力、

といった意味の用語を知ったのだけど、

柳瀬選手はまさにその能力が、

抜群に高い選手。

 

昨日の試合もまた、

彼女のハードワークには感心、感動した。

 

あと中野さんは、

「サンフレッチェ広島レジーナの優勝を支えた

 柳瀬楓菜の戦い」

という記事も書いているようだけど、

そちらは有料記事なので、

読みたいけど読めない。

 

 

柳瀬選手のインスタを見てみると、

〈広島にレジーナに来れて本当によかったです‼︎〉

と書かれている。

 

この言葉は心に沁みた。

 

これまで何度も書いているように、

彼女がレジーナに入団してくれたことで、

僕の独居生活は無味乾燥でなくなった。

 

僕にとっても〈本当によかった〉ことだし、

僕は彼女にチョー感謝しているのだ。

 

 

今日10月15日は、

カープが初優勝を決めた日。

1975年だから、

もう48年も前のことになる。

 

初優勝ということで、

すごく感激、興奮したけど、

あまりに昔のことなので、

記憶はずいぶんと薄れている。

鮮明な断片はひとつもない。

 

ただ僕がその日、

後楽園球場に足を運んだのは確かだ。

 

試合開始は午後2時。

開門時刻は午前10時。

 

チケット売り場がひらく前に、

並んでいたのは数人だったろうか。

記念すべき試合なのに、

辺りは閑散としていた。

 

その頃は天下の後楽園でも、

いつでも入場できた。

 

前年の長嶋茂雄選手の引退試合も、

僕は試合開始直前に当日券で外野席に入った。

満席だったので、

最上段の通路に立ち続け、

ダブルヘッダーを最後まで観て、

有名な「巨人軍は永久に不滅です」というセリフも、

直接耳にした。

 

10時に開門になるとすぐに入場した。

三塁側ジャンボスタンドに陣取って、

優勝決定のシーンを見届けた。

そして友達数人と、

水道橋駅近くのレストランで祝杯をあげた。

 

 

あの頃カープやプロ野球に、

ハマっていたほどの熱意は、

いまレジーナに対しては持つことができない。

男子チームにも。

というか、何ものに対しても。

 

もうあれほどのエネルギーは湧いてこない。

 

 

ところで今日、

山本浩二さんが始球式をしたのは、

初優勝の日だったからだろうか。

 

それを指摘した記事は、

まだ目にしていない。